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女優の忽那汐里さんが出演している映画「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督)が全国で公開中だ。4人組ボーカルグループ「GReeeeN」のヒットソング「キセキ」の誕生にまつわるエピソードを題材にしたストーリーで、GReeeeNのリーダー・HIDEさんと、音楽プロデューサーでHIDEさんの実兄のJINさんをモデルに、兄弟や家族の絆、仲間たちとの日々を描いている。劇中ではヒデの恋人・理香役を演じる忽那さんに、普段のファッションやこだわりについて聞いた。
◇おじさんっぽい? ビンテージファッションが好き
劇中では、CDショップのアルバイト帰り、ライブ後にヒデと一緒に歩くシーンで、個性的な原宿系ファッションを披露している忽那さん。取材時は、ネイビーを基調としたビンテージのシャツにタックの入った黒のワイドパンツを合わせた「休日のおじさん風」というコーディネートを披露した。
自身のチャームポイントは「何だろう。考えたことなかった。でも、アナログなものは好きで、『なんで知ってるの? マニアックだね』と言われて、おじさんには受けがいい」と笑顔で語った。
普段の服装でも「ビンテージが好き」だといい、「基本的な服はシンプルなものですが、主に着ているのはビンテージが多いので、休日は(古着の)お店に行ってます」という。最近気になっているアイテムは「今は、セーター探しですね。それこそいいものがあるときとないときがある」とこだわりを見せる。
◇気持ちが乗らなくても…休日は必ず「映画1本」
美容や健康については「普通のことをやっていますね。皆さんと同じく、お水をなるべくたくさん飲んだりとか」とあまりこだわりはない様子で「自分が育ったところ(オーストラリア)が、オーガニックが盛んだったこともあって、割とオーガニックのものを重視しています。運動はあまりしていないです。しなくちゃな、と思っています」と自然体だ。
休日の過ごし方では「日によって全然バラバラ」としながらも、「絶対、必ず映画を1本は見ます」という。「映画が好きというのもそうなんですけれど、見たくないときの方が多いんですよ。好きなのに気持ちが乗らないことは多い」と苦笑しながらも、「見たくても見られないときもある中で、時間があるんだから見なくちゃ」と力を込める。
「お芝居は(年を重ねると)役が難しくなってくると思うんですけれど、そうでありながらも何かを探して、ちゃんとその年齢なりに、大事なものを発信したい」と女優魂を見せた。
次回は、映画の撮影や女優業について聞く。
<プロフィル>
くつな・しおり。1992年12月22日生まれ、豪シドニー出身。第11回「全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年に「3年B組金八先生」第8シリーズ(TBS系)で女優デビュー。趣味は写真、ギター、ジャズダンス、ネットボール、特技は水泳。11年は、出演した映画「少女たちの羅針盤」「マイ・バック・ページ」が公開。ドラマ「示談交渉人 ゴタ消し」(読売テレビ)、「名探偵コナン 工藤慎一への挑戦状」(同)ではヒロインを演じ、「見知らぬわが町」(NHK)で主演、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(NHK)では江の娘・千姫を演じた。高視聴率で話題となった「家政婦のミタ」(日本テレビ)にも長女・結役で出演した。公開中の「キセキ-あの日のソビト-」ではヒロイン役で出演している。