映画「サバイバルファミリー」の初日舞台あいさつに登場した藤原紀香さん
女優の藤原紀香さんが11日、東京都内で行われた映画「サバイバルファミリー」(矢口史靖監督)の初日舞台あいさつに登場。矢口監督から「藤原さんが来る日に限って雨が降る。聞いた話なんですが、海外に行っても砂漠に行っても雨を降らせちゃうらしい」と明かされると、藤原さんは「ケニアに行った時も干ばつ、乾季だったんですけど、洪水になるくらい雨が降っちゃって。野生動物やマサイ族は喜んでいた」と苦笑交じりに語り、会場を驚かせた。
以前から雨女としての自覚を「気づいていないふりをしていた」という藤原さんは、「でも中国で撮影した時に『祝福の雨だから、いいんだよ』って言われて。心が晴れた感じがしました」と晴れ晴れとした笑顔を見せていた。
そんな藤原さんに対して矢口監督からのクレームは続き「ちょいちょい天然を出してくる。さっきも裏で風船の準備をしていたら思いっきり割りやがって(笑い)。あとエレベーターの中で『さっきスカート破いちゃったんですよ』と(言っていて)思いっきり縫ってあった」と明かされると、藤原さんは「ちょっと言わないで本当に」と赤面していた。舞台あいさつには主演の小日向文世さん、深津絵里さん、泉澤祐希さん、葵わかなさん、時任三郎さん、大野拓朗さん、志尊淳さんが登場した。
映画は、突然、電気が消滅しサバイバル生活を余儀なくされた家族の物語。東京で暮らす鈴木一家。ある朝起きたら電気が消滅し、電化製品ばかりかガスも水道も電車も、ライフラインがすべて止まってしまっていて、やむを得ず父・義之(小日向さん)は東京から脱出することを決意。妻・光恵(深津さん)、長男・賢司(泉澤さん)、長女・結衣(葵さん)を連れ、調達した自転車で東京をあとにするが……というストーリー。藤原さんは、鈴木一家とは対照的なイケイケな“斎藤ファミリー”のママ・静子役で出演している。