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梨花:インタビュー・後編 モデル歴25年「嫌いな自分と向き合った」 体形維持に「水を1日2リットル」

 モデルの梨花さん(43)がトータルプロデュースするライフスタイルセレクトストア「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」が、今年5周年を迎えるのを機に、初めての地方常設店舗を名古屋と博多にオープンする。自身も今年、モデル歴25年目という節目を迎えた梨花さんに、現在の心境やスタイル維持の秘訣(ひけつ)、店舗への思いを聞いた。

 ◇モデル活動に「感謝の気持ち」

 昔は「40代になってもモデルをやり続けていけるって思ってもみなかった」と明かす梨花さん。「時代の変化もあると思うけど、なぜ今も自分が(モデルを)やれているのかというと、見てくれている人がいて、表面的ではないものを感じ取ってくれていたからだと思う。昔と違って『やれている』っていうよりも『やらせてもらっている』『ありがとうございます』という感謝の気持ちが大きい」と話す。

 また「20代くらいまでは自分のことが好きじゃなかった。むしろ嫌いだった」といい、「そうするとおのずと思考もネガティブになるんです。嫌いな部分と向き合うことで、ちょっとずつ自分が好きになれた」とも振り返る。

 「そういうネガティブな時期に自分と向き合うことが大事なのかなって。まずは気づけることが大事。なるべく流されないで自分と向き合ってほしいですね」と、自身の経験を基に世の女性へエールを送る。

 ◇体形維持には「1日に水を2リットル」

 モデルとして長く活躍するために、体形維持も欠かせない“仕事”の一つ。梨花さんは「最近はむくみがひどくて、太りやすくなっちゃって、食べるの大好きだから」と照れ笑い。生活の拠点としているハワイでは「ヨガやトレーニングをして、大事な仕事の前は夕食を気にするとか、1~2日だけ頑張る」という。

 さらに「ストレッチもするようになりました。水も1日2リットル近く飲むようにしているんですけど、そうすると“毒素”が出ていって、マッサージをしなくても足のむくみがスッと取れる」と話した。

 ◇紆余曲折へて「イケイケって感じ」

 「メゾン ド リーファー」は、2012年4月にオープンした人気ショップ。梨花さんがセレクトした洋服や雑貨などのほか、ブランドオリジナルのアイテムを販売している。このほどオリジナルの新ラインもデビューした。名古屋店は17日に開業する新商業施設「タカシマヤ ゲートタワーモール」(名古屋市中村区)内にオープンし、カフェ「GLOU GLOU REEFUR(グルグル リーファー)」を併設。博多店は「JR博多シティ アミュプラザ」(福岡市博多区)内で19日から営業する。

 梨花さんは「5年前に代官山店を作らせていただいて、ものづくり、お店作りとして純粋に勉強させていただきました。5年前は経験不足だったし、正直、関わる人、チームという意味では、人間いろいろだなって思うことがこの5年間にいっぱいありました。いろいろな人を見ましたし、その中にはいい部分だけじゃないこともあって、『なるほど』ってなったりして」と、紆余(うよ)曲折のあった、これまでの道のりを振り返った。

 そして「そういうことがあったからこそ、今はとてもポジティブ。そのタイミングでの名古屋店、博多店なので、もう“イケイケ”って感じです」と笑顔で未来を見据えていた。

 <プロフィル>

 りんか。1973年5月21日生まれ。東京都出身。1993年に女性ファッション誌でモデルデビュー。2010年に結婚。翌年に男児を出産した。現在は「メゾン ド リーファー」のトータルプロデュースのほか、アラフォー向け女性ファッション誌「otona MUSE(オトナミューズ)」(宝島社)の専属モデルも務めている。

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