健康維持の習慣や休みの日の過ごした方などを語った吉岡里帆さん
大ヒット公開中の劇場版アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」(静野孔文監督)で、声優に初挑戦した女優の吉岡里帆さん。2015年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」に出演して注目を集めて以降、今年放送された「カルテット」などの連続ドラマや「ゼクシィ」「UR賃貸」などのCMに引っ張りだこだ。多忙な日々を送る吉岡さんに、健康維持の習慣や休みの日の過ごした方などを聞いた。
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◇どんなものにも「ショウガ」 靴下4枚ばきは吉田羊が
体を冷やさないためのアイテムを欠かさないという吉岡さん。「どんな飲み物、どんな料理にもショウガを入れますね。ショウガはチューブでつねに持ち歩いていたいくらいの必須アイテムで、毎日とるようにしています。あと寝る前のホットミルクとか、家には“あったまるシリーズ”がびっしりとそろっています」と明かす。
そのほか、女優の吉田羊さんに「教えてもらった」という「靴下4枚ばき」を習慣に挙げ、「吉田羊さんが“布教”なさっていて、まんまと“入信”しちゃいました。足元から温めて、体の中の血液の循環もよくするっていうのもつねに心がけているんです」と語った。
◇オフの日も「基本的には仕事」 ボブヘアが多いのは「役を作りやすいから」
またオフの日も「基本的には仕事だと思っている」といい、健康維持や体調管理への意識は強く「体作りというか、ジムに行ったり、ヨガとかピラティスをしています」とほほ笑む。
自身の勉強も兼ね「パフォーマンスを見るのも好き」と話し、「ライブや舞台、映画、『自分と違うことをする人を見ていたい』って気持ちが強くて。あとは動物園に行ったり。『自然体だな』とか『無理のない動きをするな』とか思いながら観察しています」と明かした。
休日も、仕事モードの生活を送る吉岡さんには、髪形にもこだわりがある。「基本的には自分の頭皮から生えた自分の髪でいたいなって願望が強いんです。だからよほどの役が来ない限りは、髪は染めたくないというのもこだわりです」ときっぱり。
その上でショートボブや長めのボブなど、ボブを基本にした自身のヘアスタイルを「役作りというか、人がキャラクターを認識するのって、髪形が大きいと思っていて。その人の個性そのものだと思うし。だから役を作りやすい髪というか、どっちにも“振れる”髪形にしています」と語った。
◇予防線張りつつマンガ好き告白 岡崎京子原作の映画に「いつか」
今回、大好きな「名探偵コナン」で声優デビューを果たした吉岡さんは「オタク文化が根付いた今、アニメやマンガを安易に『好き』と発言することが、いかに危険か分かっているので、なるべく言わないようにはしているんですけど……」と言いつつ、「マンガはやっぱり昔から好きで読んでいて……、好きですね」と明かす。
好きなマンガ家は「少年マンガだと井上雄彦さん、松本大洋さん。あとは岩館真理子さんであるとか、ねむようこさんや岡崎京子さん」と名前を挙げた。
さらに「人間心理に迫っている作品が好きで、岡崎京子さんの作品ってすごく奥が深いから、映画化したらすごく素晴らしい作品になるのは分かってはいるんだけど、『映画化しないで』って気持ちもある。ただ役者として岡崎京子さんの原作の映画は、本当にいつかやりたい仕事の一つです」と夢を語っていた。
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