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映画「美女と野獣」のワンシーン (C)2017 Disney Enterprises,Inc. All Rights Reserved.
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映画「美女と野獣」のワンシーン (C)2017 Disney Enterprises,Inc. All Rights Reserved.

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今週シネマ:21、22日公開の映画「美女と野獣」「3月のライオン 後編」…話題作が続々

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。21日には、日本では1992年に公開され、大ヒットしたディズニーアニメーションを実写化した「美女と野獣」(ビル・コンドン監督)が公開。22日には、羽海野(うみの)チカさんの人気将棋マンガが原作で、俳優の神木隆之介さん主演の2部作「3月のライオン」(大友啓史監督)の後編が公開される。

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 「美女と野獣」は、ある城に住む“野獣”(ダン・スティーブンスさん)、その正体は魔女の呪いによって野獣の姿に変えられた王子で、元の姿に戻るには魔法のバラの花びらがすべて散る前に誰かを心から愛し、そして愛されることが必要だった。ある日、市場へ出かけたまま行方不明になった父を捜しに出た聡明な娘のベル(エマ・ワトソンさん)は、森の中に建つ城にたどり着く。そこには……というストーリー。「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるワトソンさんが、夢見がちだが聡明で芯のしっかりした美しい娘ベルを好演し、伸びやかな歌声を披露。もちろん、あのベルと野獣の名ダンスシーンも“再現”されている。

 「3月のライオン」は、同じ下町に住む川本家の3姉妹と出会った主人公の桐山零(神木さん)が、数々の対局と温かな人々との交流を通じて、棋士として、人として、ある覚悟を決めていく姿が描かれる。原作エピソードをテンポよくまとめた前編と比べ、後編はオリジナル色の濃いストーリーが展開。特に川本3姉妹の前に突然、かつてほかの女性と子供を作って家を出た父親が現れて以降の展開には驚かされ、いじめや家族の問題など重いテーマに踏み込んでいく零役の神木さんはもちろん、後編の重要なキャラクターとして登場する川本家3姉妹の軽薄な父・誠二郎役の伊勢谷友介さんの熱演も大きな見どころとなっている。

 そのほか22日には、今年で開園100周年を迎える井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市・三鷹市)を舞台に、橋本愛さんが主演した青春音楽映画「PARKS パークス」(瀬田なつき監督)、水泳に青春を懸ける少年たちを描いた人気テレビアニメを再構築した劇場版アニメ「劇場版Free!-Timeless Medley-絆」(河浪栄作監督)が公開される。

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