女優の尾野真千子さんが24日、東京都内で行われた主演映画「いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)」(深川栄洋監督)の初日舞台あいさつに登場。尾野さんは茶系のワンピースに黒のヒールという、すっきりとした中に“透け感”もプラスしたファッションだった。
映画は、向井理さんの祖母・芦村朋子さんの半生記「何日君再来」が原作。向井さんが大学生の時に祖母の手記をパソコンで打ち直し、祖母の卒寿(90歳)にプレゼントするため、家族や親戚と共に自費出版をしたといういきさつがあり、映画化も向井さんが自ら企画。衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井さん)と妻・朋子(尾野さん)が、時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも、誇りを失わずに懸命に生きる姿を描く。岸本加世子さん、駿河太郎さん、イッセー尾形さん、野際陽子さんらも出演する。
舞台あいさつには向井さん、岸本さん、駿河さん、成田偉心さん、脚本を担当した山本むつみさん、深川監督も出席した。