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彼女がキレイな理由:栗山千明さん「ぬいぐるみやシャツに付いているタグが好き」固さや触り心地にこだわり

 女優の栗山千明さんが13日にスタートする上川隆也さん主演の連続ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系)に出演する。「遺留捜査」は、マイペースで風変わりな刑事・糸村(上川さん)が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマ。今回シリーズ第4弾となり、京都を舞台に物語が展開する。栗山さんは糸村の異動先、京都府警捜査1課特別捜査対策室の同僚刑事、神崎莉緒を演じる。栗山さんにドラマの役どころやこだわり、気になるファッションアイテムについて聞いた。

 ◇今回は真っ当な刑事役

 ドラマ「遺留捜査」で栗山さん演じる神崎は、天性の鋭い勘で多くの事件を解決してきたが、曲がったことが大嫌いで上司や同僚とたびたび衝突してきた。今回、糸村とバディと組むことになり、そのマイペースぶりにうんざりしながらも遺留品にこだわる、その信念を徐々に認めるようになるという役どころ。栗山さんは「学級委員長的な役」と表現する。

 栗山さんは今回の役が来たとき、「今まで刑事役は何度かやったことがあるんですけれど、『ATARU』とか『SPEC』とか一応刑事なんですが変わった役で、私の中では、これだけ真っ当な刑事さんは初めてかなと思いました」と明かす。第4シリーズとなるが今回から初めて登場するキャラクターだ。「これまでのシリーズも一話一話がちゃんとしているというか、毎回、胸に残るような内容が多いなとは感じていました。今回の台本を読んでいてもちゃんと人間が描かれていて、『やばい、泣く』というシーンがあって。そこはこのドラマの大きな魅力ではないかなと」と分析する。

 ◇タグにこだわり 持ち運び法も個性的

 ドラマは遺留品にこだわる上川さんが演じる糸村刑事が主人公。それにちなんで、栗山さん自身のこだわりについて聞くと、「多分、こだわりがない人だと思うんです。でも、唯一こだわりというか、小さなときから譲れないところがあって、それはシャツとかぬいぐるみに付いてる『タグ』が好きなんです。固さとか触り心地っていうんですかね。そこにはこだわりがあるんです」と意外な答えが返ってきた。

 具体的には「アメリカ製の固めのものが好きなんです(笑い)。ちょっと糊(のり)で固くなってるような。タグがないと眠れないんですよ。なので、もちろん(ドラマの撮影をする)京都や地方へ行くときも、タグを持っていきます」と語る。「いろんなバリエーションやそのとき、そのときの好みがあるんですけど、ブランケットについてるタグにはまったときは、そこだけ切ってもらって。輪ゴムをつけて腕に着けてました。なくさなくていいんですよ。腕に着けていると自分ですぐに触れる(笑い)」と持ち運び法も個性的だ。

 ◇気になるファッションアイテムは…

 また、最近気になるファッションアイテムに「スニーカー」を挙げる。「私、スニーカーってあんまり持ってなかったんですよ。でもここ最近、結構スニーカーを取り入れたファッションが多いじゃないですか。例えば、フォーマルな服に靴だけスニーカーとか。そういうブームもあって、スニーカーを手に取ってみたら、履いてもやっぱりラクですし、見た目も力み過ぎないなと思って。それから注目するようになって、本当にいっぱい種類があるので、ありすぎてどれがいいのか分からないんですけど、スニーカーを増やしたいなと思っています」と目を輝かせる。

 今持っているのは「2足ぐらいしかないんですけれど。一つは、白黒のアディダスのスーパースター。あと、ニューバランスのグレーですね。もうちょっとバリエーションがあるといいなと」と思いをはせていた。

 次回はドラマ「遺留捜査」の撮影秘話や女優の仕事について聞く。

 <プロフィル>

 くりやま・ちあき 1984年10月10日生まれ、茨城県出身。「ニコラ」(新潮社)などのティーン誌でファッションモデルとして活躍。99年、映画「死国」で女優デビュー。映画「バトル・ロワイアル」(2000年)に出演。その演技がクエンティン・タランティーノ監督の目にとまり、「キル・ビルVol.1」(03年)に出演。04年、映画「下弦の月~ラスト・クォーター」で映画初主演。その後、さまざまな映画、ドラマなどの出演。1日に公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の日本語吹き替え版でカリーナの声を担当した。ドラマ「遺留捜査」は上川さん、栗山さん、甲本雅裕さん、戸田恵子さん、段田安則さん、永井大さんらが出演。また、初回には財前直見さん、伊東四朗さんがゲスト出演する。13日から毎週木曜午後8時に放送(初回は2時間スペシャル)。

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