映画「君の膵臓をたべたい」の初日舞台あいさつに登場した(左から)月川翔監督、北川景子さん、北村匠海さん、浜辺美波さん、小栗旬さん
俳優の小栗旬さんが28日、東京都内で行われた映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(月川翔監督)の初日舞台あいさつに、ダブル主演を務めた北村匠海さんと浜辺美波さんと出席。北村さんと浜辺さんが映画のプロモーションで13都市を訪問し、移動距離は日本一周分に相当する約1万1500キロ、取材を受けた時間は約200時間だったことを聞かされた小栗さんは「すごいと思います。僕は絶対やりたくないです。偉い」と絶賛していた。
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この日は北川景子さん、月川監督も出席。舞台あいさつでは、映画の主題歌である「Mr.Children」の「himawari」と共に、浜辺さんと北村さんが地方都市を回る映像が流れた。映像を見て目にうっすら涙を浮かべた浜辺さんは「いろいろなことを思い出して胸が熱くなりました」、北村さんは「思わず(泣きそうで)危ないところでした」と話し、同じく映像を見た北川さんは「曲がいいから。自分が行ったかのようで泣きそうになりました」と感想を語っていた。
「君の膵臓をたべたい」は、2016年の本屋大賞で2位だった住野よるさんの同名小説(双葉社)が原作。教師となった「僕」(小栗さん)が学生時代を回想する形で、現在と過去の二つの時間軸が交差する。高校時代のクラスメート・桜良(浜辺さん)の言葉をきっかけに母校の教師になった「僕」は、教え子の栗山と話すうちに桜良と過ごした数カ月を思い出していく……というストーリー。高校時代の「僕」を北村さんが演じている。
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