映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」の初日舞台あいさつに登場した(左から)大根仁監督、妻夫木聡さん、水原希子さん
俳優の妻夫木聡さんが16日、東京都内で行われた主演映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(大根仁監督)の初日舞台あいさつに登場した。ミュージシャンの奥田民生さんのサインが入ったギブソン社のアコースティックギターをプレゼントされた妻夫木さんは「うわ!すごい。アコギ欲しかった。うれしいな。手あかを付けず、弾かずに飾っておきたい」と大はしゃぎだった。
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ギターをプレゼントされて「うれしい」を連発する妻夫木さんに、大根監督は「俺のサインを入れようか」といたずらっぽく笑うと、妻夫木さんは表情を変え、「勘弁してください。本当に怒るやつですよ。(監督は)やりかねない」と語気を強めた。するとヒロイン役の水原希子さんが「私も(サインを)しましょうか」とからかい、妻夫木さんは「(ギターの)裏でお願いします……。(サインのある表と言えなくて)ごめんね」と“白旗”を上げていた。
また妻夫木さんは、タイトルにもなっている奥田さんが、広島県出身でプロ野球・広島カープのファンであることにちなんで、「舞台あいさつにカープのユニホームを持ってこようとしたら忘れた。今日は優勝決まるかもしれないから。民生先輩も家でカープの優勝と、民生ボーイのヒットを願っていると思います。カープに便乗して(映画も)ヒットできたら」とあいさつをして、観客を沸かせていた。
映画は、渋谷直角さんの人気マンガ「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」が原作で、“奥田民生好き”の編集者と、水原さん演じる出会った男を狂わせるファッションブランドのプレスの女性とのラブコメディー。コーロキ・ユウジ(妻夫木さん)がオシャレライフスタイル雑誌「マレ」に異動し、ファッションブランドのプレスをしている天海あかり(水原さん)と仕事を通じて出会う……というストーリー。
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