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俳優の小栗旬さんが21日、東京都内で開催された、主演連続ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)の最終話のプレミアム上映会とスペシャルトークショーに登場。10月にはスピンオフドラマと続編となるスペシャルドラマが放送予定で、小栗さんは「続編が決まったときは、やだな~と思いました(笑い)」と告白するなど、同ドラマに出演した波瑠さん、遠藤憲一さん、青木崇高さんらとともに撮影の裏話などを明かした。
「BORDER」は、直木賞作家の金城一紀さんのオリジナル脚本で、死者と対話できる能力を持ってしまった警視庁捜査1課の刑事・石川(小栗さん)の活躍を描いた刑事ドラマ。2014年4~6月に連続ドラマとして放送された。10月6日と同13日にはスピンオフドラマ「BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~」が、同22日には続編となるスペシャルドラマ「BORDER 贖罪」が放送される。
連続ドラマの最終回のラストは衝撃的だっただけに、小栗さんは「続編が決まったときは、あのラストシーンからのお話だと聞いて、やだな~と思いました(笑い)」と告白。「というのも、石川は結構追い込まれていく役で、最終回を撮っていた頃は本当にしんどかったんです。その状態に戻らなければいけないと考えると、なかなか『よし、やるぞ!』という感じにはなれませんでした」と役の過酷さについて明かした。
そんな小栗さんについて、遠藤さんは「旬くんがまだ19歳のときに初めて共演して、一緒に地方ロケに行ったんですけど、そこで僕がベロベロに酔っ払っちゃって……。旬くんに担がれながら、『しっかりしてくれよー!』って怒られたんですよ(笑い)」とかつてのエピソードを明かし、「その次に共演したのが映画『クローズZERO』。『すげ~、旬くん! アクション俳優になった!!』と思っていたら、今度『BORDER』では死んだ目ができる名優になっていました!」とその成長をうれしそうに語った。
波瑠さんは「連ドラのエンディングが衝撃的でしたから、視聴者の方と同じで、私も続きが想像できなくて…。『本当に続編をやるのかな!?』と思っていました」と続編決定時を振り返った。青木さんは「今回の『BORDER』が始まる前、旬くんとずっと舞台で一緒だったのですが、その作品も結構ハードだったんです。それが終わってすぐに『BORDER』の撮影に入ると聞いて、『連ドラのあのラストからつながる話なので、旬くんは痩せたり、メンタルを取り戻したりするのに大変だな』と思い、『これは僕がしっかり頑張らないと!』と思いました」と明かしていた。
「BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~」は前後編で、前編が10月6日、後編が同13日、それぞれ午後11時15分から放送される。「BORDER 贖罪」は22日午後9時放送。