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女優でフィギュアスケーターの本田望結(みゆ)さん(13)が晴れ着姿でインタビューに応じた。昨年は1月に放送された特別ドラマ「探偵少女アリサの事件簿」(テレビ朝日系)でドラマ初主演を経験し、11月には、フィギュアスケートの「全日本ジュニア選手権」にも出場を果たした。女優とフィギュアスケートの両立に「悩んだりすることが多かった」といい、「スケート靴を脱ぐ勇気も、お芝居をやめる勇気も自分にはなかった。10年間追い続けてきた夢を考え直さないといけないのかなって思いました」と明かした。
本田さんは昨年を振り返って「スケートに関しては、今まで以上に大切なシーズンでした。なんとか全日本まで行けて、今は(出場できたことに)満足しています」としみじみ。「フィギュアスケートでも高い目標を目指してもっと頑張りたいと思っています。スケートが中心となり、そこまでお芝居ができませんでした。でも、お芝居をやらせてもらえる機会があると、改めて楽しいなって感じています」と胸の内を明かした。
改めて、女優とフィギュアスケートの両方で一流を目指すかと聞くと「そうですね。(二刀流は)中途半端で欲張りなのは分かっています。でも、やるからには両方とも楽しいと感じられるよう頑張りたいんです」といい、「自分の将来を考えるのは、早すぎると思いません。自分の夢に向かって頑張りたい」と言葉に力を込めた。
フィギュアスケーターで姉の本田真凜さんと、同じくフィギュアスケーターでタレントの妹の本田紗来さんの存在を聞くと「お姉ちゃんと妹がいないということが考えられません。お姉ちゃんがいるからこそ、自分の目標が上がる。妹がいるからこそ自分が成長できる。周りに家族がいるからこそ、頑張れるんです」とにっこり。
また学校の勉強は「楽しいです。勉強が難しいけど頑張っています」と話し、「苦手な教科はあるけど、嫌いな教科はありません。給食と体育の授業が好きです。それと白衣を着て実験するのも楽しくて、理科の授業とか好きです」と中学生らしい笑顔を見せた。
「去年はうれしいこと、悲しいことをたくさん経験しました。今年は、苦しいことも大切だと思うけど、うれしいことがたくさんあるように自分なりに笑顔で頑張りたいです」と目標を掲げている。
<プロフィル>
ほんだ・みゆ。2004年6月1日生まれ。京都府出身。「家政婦のミタ」をはじめ「コドモ警察」「マルモのおきて」など数々のドラマに出演。15年9月公開の映画「ポプラの秋」で映画初主演を果たした。バラエティー番組「オスカル!はなきんリサーチ」(テレビ朝日、毎週金曜深夜1時20分)などに出演中。