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タレントでモデルの岡田結実さんが31日、東京都内で開かれた「みんなの宇宙(そら)」プロジェクト発表会見に登場した。プロジェクトの「サイエンスコミュニケーター」に就任した岡田さんは、宇宙旅行について「家族で行ってみたいですね。2050年には宇宙エレベーターができると言われているので。家族だったりとか、私も(2050年は)50歳なので、大切だと思える人と行けたら」と話していた。
宇宙人については「いると思う。いると思わないとつまらない。可能性がある限り」と力説。また「月で何がしたい?」という質問に「家を建ててみたい。栽培したい。スポーツしたい」と次々希望を挙げた。岡田さんは「種に水をあげて、『宇宙で栽培しました!』と言えば、普通の野菜よりプレミア価格がつきませんか?」と話していた。
来月のバレンタインデーについての質問に岡田さんは「父(圭右さん)と兄(隆之介さん)には毎年あげています。父には(バレンタインデーに)会えるか分からないんですが。なかなかタイミングが合わなくて……」とぼやいていた。それでも圭右さんのギャグ「ワオ!」のポーズを披露するなどし、「久しぶりで忘れてしまった」と照れ笑いしていた。
「みんなの宇宙」プロジェクトは、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が推進するプロジェクトで、従来の宇宙業界と、これまで宇宙に関係のない企業を結びつけて、新ビジネスの創出を目指すもので、宇宙で遊ぶことをテーマに掲げる。
プロジェクトの第1弾となる「ENJOY ONE」は、宇宙に飛ばせる重さ1キロ以下の超小型飛翔(ひしょう)体を開発する計画。18年度中に技術的なめどをつけ、19年に実験し、東京五輪開催の20年にお披露目イベントを開催して、その後は商業用に売り出す考え。
同日、飛翔体のイメージ模型が公開された。飛翔体は、約5センチの立方体(チタン製)となる見通しで、価格は、50万円程度を目指す。飛翔体には、360度を見渡せるVRカメラを内蔵してロケットなどで打ち上げ、地上100キロ以上の高度で放出。VRカメラで撮影した映像データを地上に転送し、数分ながら宇宙の疑似体験が楽しめるという。飛翔体は、落下時に燃えて消える。