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俳優の向井理さんが、NHKのスペシャルドラマ「太陽を愛したひと~1964 あの日のパラリンピック~」に主演することが20日、分かった。“社会の常識”と戦い、1964年の東京パラリンピックを成功に導いた伝説の医師の物語で、向井さんは主人公の整形外科医を演じ、妻役を女優の上戸彩さんが務める。
ドラマは、三枝義浩さんの「太陽の仲間たちよ」が原案で、64年の東京パラリンピックを成功に導き、その後は、障害者自立のための施設を設立するなど、障害者の社会復帰に一生を捧げた整形外科医・中村裕(なかむら・ゆたか)の波乱の人生を描いた感動の物語となる。
1960年、中村は研修先の英国で、スポーツを取り入れた障害者医療を学ぶ。その時に出合った言葉「失ったものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」を原動力に、帰国後、障害者スポーツを何とか広めようとする。しかし、「リハビリ」という言葉すらなかった時代、「見せ物にしないでほしい」と抵抗にあう中村。だが、ある少年との出会いをきっかけに、車いすバスケットボールを少しずつ普及させていく。そんな彼に今度は「東京パラリンピックを実現させよ」という驚きのミッションが下るが、障害者家族からの反対の声など、再び“社会の常識”という壁が立ちはだかる……というストーリー。
ドラマは3月にクランクインし、夏にNHK総合で放送を予定している。