検索

あなたにおすすめ

知念侑李:「坂道のアポロン」原作者からの手紙に涙

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の知念侑李さんが19日、東京都内で行われた主演映画「坂道のアポロン」(三木孝浩監督)の公開御礼舞台あいさつに登場した。知念さんは映画公開後の反響として、同グループの山田涼介さんから連絡があったといい、「10分くらい電話で映画の感想を言ってくれた。次の日に同じ現場で会うのに……。それだけ涼介の心に届いたんだとうれしかった。いい映画と言ってくれて、微力ながらも宣伝すると話してくれた」と明かした。

 「坂道のアポロン」は、「月刊flowers」(小学館)で連載され、「このマンガがすごい!2009」オンナ編で1位を獲得した小玉ユキさんの同名マンガが原作。2012年にはテレビアニメ化もされた。都会から長崎県佐世保市に引っ越した転校生で、心を閉ざしがちな主人公・西見薫(知念さん)が、誰もが恐れる不良・千太郎(中川大志さん)と、その幼なじみの律子(小松菜奈さん)と出会い、ジャズを通じて成長していく青春ストーリー。

 この日は、中川さん、小松さん、三木監督も出席。同映画を知念さんと映画館で“お忍び”で観賞したという中川さんは「文化祭でのセッションシーンは聞いているだけで手がリズムを取ってしまって恥ずかしかったけれど、僕らの座席の列のお客さんたちも音楽に乗ってくれて、席が揺れていたんです。初めてお客さんと自分が出ている映画を見て、しかもリアクションを感じられてうれしかった」と明かした。小松さんは「お母さんが珍しく『見て良かった』と言ってくれた。素朴な恋や音楽からつながる友情はどの世代にも響いたと思う」と語った。

 舞台あいさつ終盤には、原作者の小玉さんからの手紙も読み上げられた。知念さん、中川さん、小松さんにそれぞれに小玉さんから絶賛の言葉が送られ、3人が涙する一幕もあった。知念さんは「小玉先生に一番喜んでいただけたのがうれしくて、薫が僕で良かったと言ってくれてホッとした。でも恥ずかしい、なんか……。人前で泣かないって決めているので」と語っていた。

本・シネマ 最新記事

Pick Up

アクセス上位記事