あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
女優の中山美穂さんが、波瑠さんが主演を務める4月19日スタートの連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第1話にゲスト出演することが26日、明らかになった。中山さんが同局のドラマに出演するのは、1988年放送の特別ドラマ「ミスマッチ」以来、約30年ぶりで、「テレ朝の新社屋(2003年完成)に入ったのも今回が初めてで、新人のような気分になりました(笑い)」とコメントを寄せている。
ドラマは、麻見和史さんの「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作。“倉庫番”と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、強行犯係から異動してきた体力と柔術には自信があり、燃える正義感と情熱でなりふり構わず無鉄砲な捜査で事件解決に奔走する刑事・矢代朋(波瑠さん)が、対人関係が苦手で文章から書き手の性格や思考を言い当てるというまれな能力を持つ“文書解読のエキスパート”の頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香さん)ら、個性豊かな捜査官たちと未解決事件に挑む姿が描かれる。
中山さんは、10年前の未解決事件で殺害された人気ミステリー作家の嶋野泉水を演じる。中山さんのほか、泉水の夫の山本則夫役で渡辺いっけいさん、泉水の元担当編集者の新海雄二役で半海一晃さんもゲスト出演する。
◇嶋野泉水役の中山美穂さんのコメント
イメージ通りすてきな女性である波瑠さんや鈴木京香さんをはじめ、素晴らしいレギュラー陣がそろったドラマの初回に呼んでいただいて、うれしかったです。しかも、文字で未解決事件を解決するというコンセプトにぴったりな、ミステリー作家の役を与えていただけるなんて……! 私が演じる泉水は10年前に殺された女性ではありますが、作家ということもあり、自分の信念を持って強く生きた女性を表現できればな、と思いました。 テレビ朝日のドラマに出演するのは30年ぶりです。テレ朝の新社屋に入ったのも今回が初めてで、新人のような気分になりました(笑い)。実は、30年前はドラマも掛け持ちするほど、本当に忙しかった時期で……。ただ、監督が私の大好きだった吉田啓一郎さんだったので、すごく楽しかった記憶があります。当時は等身大の役が多かったので、演じるというよりも、なるべく自然にいられるように……という思いで、女優業に取り組んでいましたね。でも、あれから30年たった今は、想像に想像を重ねながら、別人になり切って役を演じることを楽しんでいます。自分とまったく違う人間であればあるほど楽しいですね。
私が女優をやっていて一番うれしい瞬間は、出来上がった作品を見てくれた人が喜んでくれたり、感動してくれたりしたとき。ですから、自分からもときどき、皆さんの反応をリサーチして、それを励みや今後の糧にしているんです。この先の30年も、できれば一生、演じ続けたい! いろんな経験を積みながら、年相応の俳優に成長していきたいです。