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松坂桃李:長時間のベッドシーン撮影で「風邪をひくかと…」

 俳優の松坂桃李さんが15日、東京都内で行われた、公開中の主演映画「娼年」(三浦大輔監督)の女性限定イベントに出席した。観客は女性のみのイベントに、松坂さんは「ハードプレーですね。たまげます。完全にアウェー」と苦笑い。同作では“娼夫”の主人公を演じており、「(ベッドシーンは)長時間やるものじゃない。ずっと裸で風邪をひくかと思った」と苦労を明かした。

 司会者から女性のリピーターが多いことなどを説明されると、松坂さんは「ありがとうございます」と感謝しつつ、別の映画では多数の番組やイベントに出演するなど、PR活動に奮闘したことを振り返りながら「今回は、(トーク番組『A-Studio』で笑福亭)鶴瓶さんとお話ししたり、(トーク番組『徹子の部屋』で黒柳)徹子さんのお部屋に行ったぐらい。“番宣”って何なんだろう……」とぼやいていた。

 また、公開中の劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」を引き合いに出しながら、「頭脳も体も大人の男が、いろいろな事件に巻き込まれる映画。スタッフ、キャストを代表して感謝させていただきます」と、ジョークを飛ばし笑いを誘った。

 映画は、2001年に「第126回直木賞」の候補作にもなった小説家の石田衣良さんの同名小説(集英社)が原作。名門大学生の森中領(松坂さん)は、ある日、中学の同級生でホストクラブに勤める田嶋進也(小柳友さん)の紹介で、御堂静香(真飛聖さん)と知り合う。領は、静香の元で“娼夫”の「リョウ」として働くことになり……というストーリー。16年に、三浦さん演出、松坂さん主演で舞台化もされた。

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