沖縄国際映画祭で行われた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」舞台あいさつに登場した榮倉奈々さん
女優の榮倉奈々さんが21日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で上映された安田顕さんとのダブル主演映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(李闘士男監督、6月8日公開)の舞台あいさつに、安田さんと李監督と共に登場。“死んだふり”をする妻のちえを演じた榮倉さんは、お気に入りの死んだふりを聞かれると、「落ち武者(風)」を挙げて、撮影のエピソードを語った。
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榮倉さんは、落ち武者の撮影の際「最初、メークさんもみんなプロの方で、時代劇をたくさんやっている方なので、本当に完璧な落ち武者になっちゃった」と苦笑。「『それはちょっと、(役柄上の)専業主婦には無理なんじゃないですかね?』と言って、パーティーグッズのかつらを用意してもらったので、私の中で思い入れがあります」とにっこり。「(夫の)じゅんさん(安田さん)の反応もパワーアップした。面白かったな」と振り返った。
一方、夫のじゅんを演じた安田さんは「お気に入りは一切ないです。嫌で嫌で仕方なかった」とバッサリ。4日間かけた死んだふりの撮影は「毎日毎日着替えるわけですよ、勘弁してほしかったわ。やっているこの人(榮倉さん)が一番大変だけれど、見ている身にもなってみろって」と振り返り、「(自分だったら)死んだふりをされたら無視ですね。3年目で離婚していると思う」と話し、観客の笑いを誘った。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は、「Yahoo!知恵袋」に実際に投稿された質問が基になったコミックエッセーが原作。2010年にK.Kajunsky(ケー・ケーエージュンスカイ)さんが「Yahoo!知恵袋」に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問を投稿。家に帰る度にさまざまな方法で“死んだふり”をする妻に対してどうしたらいいか、と尋ねる奇想天外なその質問が話題となり、翌年には作・K.Kajunskyさん、イラスト・ichida(イチダ)さんでマンガ化された。
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