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2019年4月から放送されるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演が決まった俳優の吉沢亮さん。広瀬すずさん扮(ふん)するヒロイン奥原なつに絵心を教える青年画家・山田天陽役で、現時点でなつの恋人候補ナンバーワンといえる。朝ドラは近年、特撮ドラマ「仮面ライダー」出身の俳優の活躍が目立つ。中でも福士蒼汰さんが13年の「あまちゃん」、竹内涼真さん、磯村勇斗さんが17年の「ひよっこ」でヒロインの恋人を演じ、大きく知名度を上げた。同じく「仮面ライダー」出身で、その“系譜”に名を連ねそうな吉沢さんとは……。
◇マンガ実写化、学園・恋愛ものが主戦場 10~20代から熱い支持
吉沢さんは1994年2月1日生まれ、東京都出身の24歳。09年に行われたオーディション「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」をきっかけに芸能界入り。福士さん主演で、11~12年に放送された「仮面ライダーフォーゼ」では、朔田流星(仮面ライダーメテオ)を演じた。
現在はマンガを原作とした映画への出演も多く、“実写化俳優”として知られる一面もある。昨年は「銀魂(ぎんたま)」で人気キャラクター・沖田総悟役、「斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのサイなん)」では、“中二病”の高校生・海藤瞬役で、独特の世界観を持つ福田雄一監督の下、存在感を発揮した。
今年は、発表されているだけでも、すでに7本の出演作が劇場公開されるほど、引っ張りだこ。そのほとんどがマンガ原作で、「ママレード・ボーイ」や「あのコの、トリコ。」といった“胸キュン”な学園・恋愛もので主役を務めるなど、“正統派イケメン”として10~20代から熱い支持がある。
◇初の朝ドラで重要な役どころ 来年は…?
吉沢さんにとって「なつぞら」は初めての朝ドラ出演で、男女約2500人が参加したオーディションを経て、天陽役を射止めた。4月26日に行われた会見では、100作目という記念すべきタイミングで朝ドラに出演することについて、若干緊張した面持ちで「光栄に思っております」と心境を明かしていた。
天陽は、農作業の合間にべニヤ板に描く絵は、繊細にして大胆で、躍動感あふれる馬の絵が得意。アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与える……という重要な役どころ。ドラマの前半となる「北海道 十勝編」から登場する。
「僕の役はヒロインのなつに絵の喜びを教えるという役なんですけれども、絵を愛すとともに酪農を愛している男の子で、しっかりと十勝の大地に足をつけて、たくましく生きられるように精いっぱい頑張ります」と意気込んでいた吉沢さん。来年は、幅広い層が視聴する朝ドラによって、今まで以上にお茶の間に知られ、これまでの“主戦場”から、一気に支持層を拡大……そんな光景を目にすることができそうだ。