あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
女優の沢尻エリカさんが5日、東京都内で開かれた映画「猫は抱くもの」(犬童一心監督、23日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登場。元アイドル役を演じた沢尻さんは「普段は歌って踊っていないので、なかなか大変でした。でも(これまで)やってないことをやったので、自分の中では新鮮で、すごく面白かった」と撮影を振り返った。
沢尻さんが「映画で(撮影を)待っているとき、アイドルのキャッチコピーをみんなで考えようとなりました。ノリで監督に見せたら採用されました」と照れくさそうに明かすと、犬童監督は「完成度が高いので」と話していた。
映画は、推理小説「猫弁」シリーズで知られる大山淳子さんの小説(キノブックス)が原作。かつてアイドルグループのメンバーで、現在は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の主人公の大石沙織(沢尻さん)は、今の自分が好きになれずに心に孤独を抱えていた。心を許せる唯一の存在はオス猫の良男(吉沢さん)で、沙織は日々、正直な気持ちを良男に話しかけていた。良男はやがて自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める……というストーリー。