毎日キレイ

  1. HOME
  2. 本・シネマ
  3. 記事
本・シネマ

注目映画紹介:「プーと大人になった僕」ユアン・マクレガー主演 プーのぎこちない動きがほほ笑ましさ増幅

映画「プーと大人になった僕」の場面写真 (C)2018 Disney Enterprises,Inc.

映画「プーと大人になった僕」の場面写真 (C)2018 Disney Enterprises,Inc.

 世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写映画化した「プーと大人になった僕」(マーク・フォスター監督)が、14日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。英作家A.A.ミルンさんが、息子のクリストファー・ロビンのために書いて1926年に出版された短編集「クマのプーさん」、28年に発行された「プー横丁にたった家」へのオマージュが盛り込まれた内容。ピグレットやティガー、イーヨーといった“100エーカーの森”で暮らすプーの仲間たちも出演している。彼らの生き生きした表情や愛らしい仕草に癒やされること間違いなしだ。

 大親友のプー(ジム・カミングスさん)と別れ、寄宿学校に入った少年クリストファー・ロビン。やがて彼は成長し、結婚した。一人娘にも恵まれ、今はロンドンにある商事会社で働く。仕事に追われ、家族と過ごす時間の無い彼の前に、ある日、プーが現れる。「森の仲間たちが見付からない。一緒に探してほしい」と頼まれたロビンはプーを放っておけず、子供時代を過ごした“100エーカーの森”へ向かうのだが……というストーリー。大人になったロビンを、英俳優ユアン・マクレガーさんが演じ、日本語吹き替えは俳優の堺雅人さんが担当している。

 プーにあんなつぶらな黒い瞳で見つめられ、頼み事をされたら、ロビンでなくても一肌脱ぐ気になってしまう。撮影には、ぬいぐるみの実物が使用されたという。決してふさふさとはいい難い、長年愛用されてきたからこそのペタっとした毛並みが郷愁を誘う。コンピューターの最新技術を借りているとはいえ、アナログ感たっぷりのぎこちない動きが、ほほ笑ましさを増幅させる。

 ハチミツでベトベトになった足がじゅうたんにくっついて身動きが取れなくなったり、列車に乗り、「家、木、雲……」と見えるものを口に出して言うゲームを始め、ロビンに「静かにしてくれ」とたしなめられたりと、無邪気で甘えん坊なプーにはニコニコさせられっ放しだ。一方で、プーが口にする含蓄あるせりふには何度も胸を突かれた。詩的で哀愁すら感じさせる映像には、ファンタジーを超えた芸術性を感じた。子供には夢を与え、大人には人生における大切なことを気付かせてくれるすてきな映画だ。(りんたいこ/フリーライター)

本・シネマ 最新記事

川口春奈:高橋一生に“告白”「お仕事をしたいって言い続けてきた」 「九月の恋と出会うまで」特別映像公開

 俳優の高橋一生さんと女優の川口春奈さんがダブル主演を務める映画「九月の恋と出会うまで」(山本透監督、3月1日公開)の特別映像が2...

横浜流星:4年ぶり2冊目の写真集3月に発売 香港で撮影

 俳優の横浜流星さん(22)の4年ぶり2冊目の写真集「横浜流星2nd写真集(仮)」(KADOKAWA) が、3月12日に発売される...

今週シネマ:18、19日公開の映画 「マスカレード・ホテル」「映画刀剣乱舞」「チワワちゃん」「闇の歯車」…話題作が続々

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。18日には、木村拓哉さん主演の「マスカレード・ホテル」(鈴木雅之監督...

注目映画紹介:「闇の歯車」瑛太と橋爪功の緊張感あふれるシーン 藤沢周平のサスペンス時代劇限定上映

 俳優の瑛太さん主演の時代劇「闇の歯車」(山下智彦監督)が19日から丸の内TOEI(東京都中央区)ほかで期間限定上映される。原作は...

VOGUE:世界初のドレスショップが表参道にオープンへ 世界のドレスが集結

 ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」がプロデュースするドレスショップ「VOGUE Wedding Salon/ヴォーグ ウエ...

アクセス上位記事