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岩田剛典:中学時代の同級生からのメールに感慨 車椅子生活の青年役「必然だったのかな」

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが29日、出身地の名古屋で、映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(柴山健次監督、10月5日公開)の舞台あいさつに登場した。映画のタイトルにちなんで「最近、周りで起こった奇跡があるか」と聞かれると「あります!」と、「2日前に連絡があった」という中学時代の同級生のエピソードを語った。

 劇中で、車椅子生活を送る1級建築士の鮎川樹を演じる岩田さんは「中学校の同級生が、大学1年の時のラグビーの試合で脊髄(せきずい)損傷し、首から下が動かなくなってしまった。その同級生が『この作品が公開されることがうれしい』と言ってくれた。障がいをテーマにした作品は映画の中でも少なくて『発信してくれることがうれしい』『映画は10回以上見に行くよ』とメールをもらった」と明かし、「すごくうれしかった。中学時代の同級生だからこそ感慨深かったし、自分が携わった仕事が、実際に届いていることが奇跡。この作品と出合えたことも、必然だったのかなと思えた」と話した。

 さらに「(友人は)リハビリをして、短い時間だったら少し歩行もできるようになって……。来年の夏、富士山に登ると決めて頑張っているので、皆さんも応援してくれたら、うれしい」と友人に思いをはせていた。この日の舞台あいさつには、同作の井上竜太プロデューサーも登場した。

 映画は、2014年からマンガ雑誌「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエさんのマンガ「パーフェクトワールド」が原作。高校時代の先輩で初恋の相手、鮎川樹(岩田さん)と仕事の飲み会で再会した川奈つぐみ(杉咲花さん)は、鮎川が事故で車椅子生活を送っていると知り、驚きを隠せない。「先輩との恋愛は無理」と思いながら鮎川に引かれていくつぐみと、体が不自由になって恋愛を諦めかけていた鮎川が、さまざまなハードルを乗り越えながら、幸せな“パーフェクトワールド”を目指す……というラブストーリー。

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