連続ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」第1話のシーン=日本テレビ提供
人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さん主演の連続ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」(日本テレビ系、土曜午後10時)が13日、スタートする。マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんのマンガ「ドロ刑」が原作。窃盗犯を担当する警視庁捜査3課を舞台に、ダメ刑事の斑目勉(まだらめ・つとむ、中島健人さん)が、伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす、遠藤憲一さん)と禁断のコンビを組んで、さまざまな難事件に挑む。初回は15分拡大。
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中島さんはゴールデン・プライムタイムの連続ドラマ初主演。斑目は、さとり世代の刑事だったが、煙鴉に刑事のイロハを教わり、眠っていた正義感がくすぶりはじめる。煙鴉は、窃盗をしても証拠&痕跡ゼロで、唯一残していくのは不思議なたばこの香り。その伝説の大泥棒が、斑目に刑事の道を伝授して一流の刑事に育てる。
捜査3課13係をまとめる女性係長の鯨岡千里は稲森いずみさん、前向きな性格で絶対音感を持つ美女警察官・小平美希は石橋杏奈さん、捜査1課出身の元エリートで煙鴉の事件解明に刑事生命を懸ける執念の男・皇子山隆俊は中村倫也さん、変装が得意な女性刑事の宝塚瑤子は江口のりこさんが演じる。
第1話は、ある邸宅の厳重なセキュリティーをすり抜けて金庫を破った煙鴉と、電車内で泥棒騒ぎに遭遇しながらも見て見ぬ振りを決め込んだあげく自分の財布を取られるという斑目の、二つの話が展開される。斑目自身も警官向きではないと自覚しているが、なぜか刑事部へ引き抜きの声がかかる。だが花形の捜査1課ではなく、窃盗事件専門の地味な3課だった。それを偶然バーで隣り合わせた男に愚痴る斑目。あきれる男だが、帰り際に斑目から「煙鴉さん」と声をかけられて驚く。
翌日、3課は大物空き巣「キツツキのマサ」こと瀬戸正次郎(高橋克実さん)の現場を押さえようと捜査を進めていたが、斑目は瀬戸の尾行がばれ、上司から大目玉を食らう。うなだれる斑目の前に現れた煙鴉は「お前に捕まえさせてやる」と言うと、ある場所に連れて行く。その先に現れた瀬戸だが、斑目は勢い余って犯行前に瀬戸を捕まえてしまう。勾留できる48時間内に自供がなければ瀬戸は釈放。笑みを浮かべる瀬戸と、焦る3課の刑事たち。斑目は煙鴉の助けを借りる……というストーリーだ。
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