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志尊淳:フリースロー対決で女子高生バスケ部員に完敗「気持ちよく負けた」

 俳優の志尊淳さんと鈴木勝大(かつひろ)さんがこのほど、高校のバスケット部を舞台にした映画「走れ!T校バスケット部」(古澤健監督、11月3日公開)のPRで、名古屋の桜花学園高校を訪問し、女子バスケット部の部員とフリースロー対決を行った。それぞれが5回、フリースローを行うルールで、2対0で負けた2人は肩を落としながらも「気持ちよく負けた」と話して、部員と記念撮影を行った。

 同校バスケ部は、今年のインターハイで2年ぶり23回目の優勝を手にした強豪チーム。フリースロー対決は、志尊さんと鈴木さん2人が勝った場合にはバスケ部員が映画の宣伝をすること、2人が負けた場合にはバスケ部員全員とセルフィーを撮ることを条件に行われた。

 先攻したバスケ部員が5投目を入れた時点で志尊さん、鈴木さんの負けが決まったが、2人は「めっちゃ大人気ないし、めっちゃダサいけど、もし(次のフリースローを)自分たちが入れたら、2点入ることにして延長戦にしてほしい」と懇願。特別に志尊さん、鈴木さんの2人ともが“5投目”を放ったが両者が外し、延長戦とはならなかった。

 映画は、松崎洋さんの小説が原作。中学時代、バスケ部のキャプテンだった田所陽一(志尊さん)は、バスケの強豪・白瑞(はくすい)高校に入学するが、部内で激しいいじめに遭い、自主退学する。「二度とバスケはしない」と誓い、通称T校に編入したものの、連戦連敗の弱小バスケ部に入部することになり、バスケの楽しさを思い出す。そしてウインターカップを迎え、因縁の白瑞を相手に、勝利を手にすることができるのか……というストーリー。

 志尊さんと鈴木さんはこの日、名古屋市内で同映画の舞台あいさつにも登場した。バスケ部と陸上部を兼任する俊足の川久保透を演じた鈴木さんは、志尊さんの足が速いことから「モップでレースをするシーンは志尊に6割(のスピード)で走ってもらっています。僕は10割で」と暴露。志尊さんは「(鈴木さんは)『俊足の役だから、マジで手を抜いて走って』とずっと言っていました」と笑顔で明かしながら「作品で、それぞれのキャラクターを立てるためには、そういうことも必要。協力して、いかにかっちゃん(鈴木さんの愛称)が速く見えるか演出しました」と撮影を振り返った。

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