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女優の倉科カナさんが22日、東京都内で開かれた主演映画「あいあい傘」(宅間孝行監督、26日公開)の公開直前舞台あいさつに登場した。倉科さんは明るい赤色のロングワンピで登場。ワンピースは前面に大きなリボンとフリルをあしらい、スカート部分は赤とヌーディーカラーが二重になったエレガントなスタイルだった。
足元はワンピと同系色の赤のピンヒールを合わせていた。耳元はパールをあしらった垂れ形のイヤリングで上品さをプラスしていた。舞台あいさつには倉科さんのほか、立川談春さん、原田知世さん、市原隼人さん、宅間監督も登場した。
宅間さんが2007年、主宰していた劇団「東京セレソンデラックス」で上演した同名の舞台を、自身が監督し、脚本も手掛けて映画化。25年前に姿を消した父の六郎(談春さん)を捜し出したカメラマンの高島さつき(倉科さん)は、父を連れて帰るつもりで恋園神社がある小さな田舎町へとやって来た。宿に向かう途中、六郎を知っているというテキ屋の清太郎(市原さん)と偶然出会ったさつきは「祭りを取材したい」とうそをついて町案内してもらう。清太郎を通じて、六郎が知らない家族と新しい生活を築き上げていたことを知ったさつきは、新しい家族である玉枝(原田さん)とその一人娘(入山杏奈さん)に会いに行こうとする……というストーリー。