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向井理:渡部篤郎と初共演「怖い人だったらどうしよう」

 俳優の向井理さんが7日、東京都内で開かれたWOWOWのドラマ「パンドラ」シリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」の完成披露試写会に登場。共演の渡部篤郎さんの印象を聞かれた向井さんは「渡部さんとは初めての共演で、怖い人だったらどうしようかと思いました。しかしフランクで遊び心がある方で、食事にも誘っていただいた。俳優人生の中で(また共演を)やれたらと強く思いました」と話した。コメント後に向井さんは渡部さんに視線を向けて「(コメント内容は)どうでしょうか?」と尋ね、渡部さんは「いいと思う」と答えて、観客を笑わせていた。

 イベントには、黒木瞳さん、美村里江(旧芸名ミムラ)さん、三浦貴大さん、山本耕史さん、「ネプチューン」の原田泰造さんも出席。原田さんは「(撮影は)すごく楽しくて、また(パンドラ)4があったらやりたいと思う」と話すと、向井さんが「今回が4です」と即座に突っ込んだ。原田さんは恥ずかしそうに「次は5? 俺(ローマ数字が)あまり読めない。恥ずかしいです」と答えて、観客を沸かせていた。向井さんらキャスト陣が登場する前に、脚本家の井上由美子さん、河毛俊作監督のトークショーも開かれた。

 「パンドラ」シリーズは、革命的な発明で禁断の「パンドラの箱」を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ。これまで三上博史さんや佐藤浩市さん、江口洋介さん、堺雅人さんが主演を務め、がんの特効薬、遺伝子組み換え食品、自殺防止治療法、クローン人間を取り上げた。

 今作のテーマはAI。IT企業が経営するメディノックス医療センターでは、医学者の鈴木哲郎(向井さん)が開発したAIによる患者の診断が行われ、人間の医師より短時間で正確、無料ということから評判となった。しかしAI診断で手術をしたが、AI診断を不快に思っていた優秀な外科医の上野智津夫(原田さん)が執刀した患者が死亡。原因を巡って対立し、記者の太刀川春夫(山本さん)がそれを嗅ぎつけて独自調査を始める……というストーリー。

 ドラマは11日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送される。全6話で、第1話は無料放送となる。

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