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今週シネマ:9、10日公開の映画 アニメ「GODZILLA 星を喰う者」「エウレカセブン」「ういらぶ。」…話題作が続々

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。9日には、怪獣映画「ゴジラ」の劇場版アニメの第3章「GODZILLA 星を喰(く)う者」(静野孔文監督・瀬下寛之監督)、人気グループ「King&Prince」(キンプリ)の平野紫耀さん主演の「ういらぶ。」(佐藤祐市監督)、女優の趣里さん主演の「生きてるだけで、愛。」(関根光才監督)が公開。10日は、劇場版アニメ「続・終物語」、「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」(京田知己監督)が公開される。

 「GODZILLA 星を喰(く)う者」は、2万年もの間地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁の物語を描くシリーズの最終章。金色の高次元怪獣ギドラがゴジラ・アースと激突する。「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野さんとアニメ「亜人」などの瀬下さんがタッグを組み、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんがストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作した。

 「ういらぶ。」は、少女マンガ誌「Sho-Comi」(小学館)で連載された星森ゆきもさんの人気マンガ「ういらぶ。‐初々しい恋のおはなし‐」が原作。同じマンションに住む幼なじみの高校生男女4人組の友情が、恋のライバルの登場をきっかけに、思わぬ方向へ変化していくさまを描く。平野さんのほか、女優の桜井日奈子さん、玉城ティナさん、磯村勇斗さんが幼なじみ4人を演じている。

 「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」は、2005~06年に放送されたテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の劇場版アニメ第2作。これまでの「エウレカセブン」と設定ががらりと変わり、東京が舞台。人気キャラクターのアネモネが主人公として登場する。京田監督、脚本の佐藤大さん、キャラクターデザインの吉田健一さんといったテレビアニメのスタッフが再集結し、テレビアニメと同様にボンズが製作。3部作で第1作「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」が17年9月に公開された。

 「続・終物語」は、西尾維新さんの「<物語>シリーズ」の同名小説が原作。同シリーズは、阿良々木暦ら少年少女と怪異にまつわるドラマを描いた小説で、「続・終物語」は、シリーズのファイナルシーズンの完結編として「終物語」のその後を描く。シリーズならではのウイットに富んだ掛け合いやポップな映像はそのままに、高校を卒業したばかりの阿良々木暦の体験した不思議な物語が描かれる。

 「生きてるだけで、愛。」は、趣里さん演じる、うつで引きこもりのヒロインが、菅田将暉さん演じる同棲(どうせい)相手の元カノが現れたことで、外の世界と関わらざるを得なくなる姿を描いていく。自分自身をコントロールできず、時に過激な行動に出るヒロインを、趣里さんが好演している。仲里依紗さんが津奈木の元カノの安堂を演じているほか、田中哲司さん、西田尚美さん、松重豊さん、石橋静河さん、織田梨沙さんらも出演している。

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