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彼女がキレイな理由,モデル・女優

篠原涼子さん 主演映画で「普段の幸せを実感」 親として西島秀俊と思いを共有

映画「人魚の眠る家」の主演を務める篠原涼子さん

映画「人魚の眠る家」の主演を務める篠原涼子さん

 東野圭吾さんのベストセラー小説を映画化した「人魚の眠る家」(堤幸彦監督、11月16日公開)で、突然の事故により、意識不明となった我が子を守り抜こうとする母親を演じた女優の篠原涼子さん。初タッグとなった堤監督の下で「本当に役に入り込むことができた」と振り返る篠原さんに、撮影現場の様子や夫役の西島秀俊さんら共演者について聞いた。

 映画は、2人の子を持つ播磨薫子(篠原さん)が主人公。薫子は、会社を経営する夫・和昌(西島さん)と別居状態で、娘・瑞穂(稲垣来泉さん)の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。ある日、娘がプールで事故に遭い、意識不明の状態に。回復の見込みがないまま眠り続ける我が子を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、それによって次第に運命の歯車を狂わせていく……という展開。

 ◇堤監督の人間性に「圧倒された」

 篠原さんは今回初めて堤監督の作品に参加し、「堤監督は、役者の心をつかむために丁寧にケアしてくださった。すごくやりやすかった」と振り返る。映画の撮影は、ストーリーに沿って撮影する「順撮り」の方法で行われたといい、「(自身が演じる薫子は)感情がものすごく大切なキャラクターなので、どんな順番で精神がどう変わっていくかを見せなければいけなかった。そこを順撮りしてくれたのは、すごく助かった」と話す。

 撮影は、薫子ら家族が暮らす家をセットで作り上げたといい、「本当にこの家に住んでいるんだな、娘たちとみんなで温めてきた場所なんだなと気持ちが入りやすかった」と語り、演じる上で「白けることが全くなく、入り込めた」という。

 篠原さんは「役者がやりやすいようにトータルバランスで考えてくださったのが堤監督。お芝居では『こうしてほしい』ということをしっかりとアドバイスしてくださって、現場ではユーモアのあることを言って和ませてくれた。本当に心の広い、器の大きい方で、こういう人がいるんだと圧倒された」と信頼を寄せている様子だった。

 ◇強い女性であれば、それだけでいい

 篠原さんが演じる薫子は、回復の見込みがなく“眠り続ける”娘に、すべをなげうって向き合い、狂気とも思える行動も見せる難しい役どころ。篠原さんが薫子を演じる上で指針となったのが、堤監督からの言葉だった。

 「堤監督は最初の打ち合わせで、『芯の強い女性像をイメージしているので、涼子さんもその気持ちを大切にやっていただきたいです』と言われました。『強い女性であればそれだけでいい』と。その言葉が私にはすごく分かりやすかったし、自由にできるなと思いました。それさえ分かっていれば平気というぐらいに役に入り込めた」と明かし、そこに堤監督の「優しさを感じた」という。

 ◇夫役・西島秀俊と共有できた思い

 篠原さん演じる薫子と共に、娘が目を覚ますという奇跡を信じる夫・和昌を演じたのが、俳優の西島秀俊さんだ。篠原さんとは、3度目の共演となる。篠原さんは「お互い結婚をして子どもを持って、夫婦役をやるのは今回が初めて」といい、だからこそ「思いを共有できた」と話す。

 篠原さんは、子を持つ母親として「家に帰って寝ている子供の顔を見て、自分の子供は目を覚ますけど、作品の中の子供は目を覚まさない。自分たちが普段、いかに幸せなのかを実感できた。感謝しなきゃいけないと改めて思った」という。同じような思いを西島さんとも共有できたといい、「だから、同じテンションで演じられたし、引っ張ってもらえた部分もいっぱいあった。彼ですごくよかったなと。作品を盛り上げてくださった方だと思います」と思いを吐露する。

 また、最新技術の力で薫子の治療に取り組み、次第にのめり込んでいく研究員・星野を演じた坂口健太郎さんについては「ものすごく清潔感がある方なので、何か裏があるような行動をしたとしてもドロっとしたところがない。悪い癖が出ない。真っすぐな青年を演じられる素晴らしい俳優さん」と称賛する。

 信頼の置けるスタッフ、キャストに囲まれた現場では「一体感が生まれる時間が多かった。まるで舞台をやっているような気持ちになるぐらい。終わった後は、達成感がありました」としみじみと語る。篠原さんは「自分たちが一生懸命に手がけた作品を、いろいろな人たちに自由に見てほしい」とアピールした。

 次回は、10年後の自分や女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)について聞く。

 <プロフィル>

 しのはら・りょうこ 1973年8月13日生まれ、群馬県出身。90年に東京パフォーマンスドールのメンバーとしてデビュー。94年にリリースした篠原涼子with t. komuro名義のシングル「恋しさとせつなさと心強さと」が大ヒット。90年代後半から女優として本格的に活動し、2006年に連続ドラマ「アンフェア」で主演。その劇場版第1作「アンフェア the movie」(07年)で映画初主演を果たす。「ハケンの品格」(07年)、「ラスト・シンデレラ」(13年)、「オトナ女子」(15年)などのヒットドラマに多数主演。05年に俳優の市村正親さんと結婚。2児の母。

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