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石田ゆり子:シックな装いで正座 茶の湯の世界を体験「想像を超えていました」

 女優の石田ゆり子さんが、7日発売のライフスタイル誌「Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)」(マガジンハウス)2019年1月号(980円)の表紙を飾る。同号は「茶の湯とデザイン」特集で、表紙にはシックなスカートスタイルの石田さんが、品川・御殿山庭園の茶室「有時庵(うじあん)」で正座をするビジュアルが採用された。石田さんは特集にも14ページにわたって登場する。

 建築やデザインを見るのが好きで、お茶の世界にも興味を抱いていたという石田さん。特集で、建築家の磯崎新さんが手がけた「有時庵」を訪問した。石、鉛、銅、アルミ、チタンといった現代的な素材を使った建築や現代アートのある床など、モダンな茶室に驚いた様子で、「お茶というと、決まりごとがたくさんあり、厳しい修行のようなイメージがあったんです。今回、お茶室に連れて行っていただけるということで、楽しみで憧れる反面、緊張する気持ちもありました。ところが、伺った『有時庵』は、もちろんルールにのっとっておられるのでしょうけれど、自由な発想で作られていて、こういうお茶室もあるのか! と想像をはるかに超えていました」と話した。

 また、茶道具を求めて京都の名店や職人の工房を巡った際は、「今回の京都の旅は、初めて目にするものばかりで、自分が外国人になって、別世界を見せていただいたようでした」と語り、「私は茶の湯のルールもよくわかっていませんし、何をどう選んだらいいのか戸惑いましたが、みなさん『気にせず好きに選んでいい』とおっしゃってくださいました。素敵なものをたくさん見ることができて、贅沢な時間でした。審美眼を養うためにも京都は通いたくなりますね」と振り返った。

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