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劇場版アニメ「シュガー・ラッシュ:オンライン」のビジュアル (C)2018 Disney. All Rights Reserved.
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劇場版アニメ「シュガー・ラッシュ:オンライン」のビジュアル (C)2018 Disney. All Rights Reserved.

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注目映画紹介:「シュガー・ラッシュ:オンライン」続編はネットが舞台 歴代ディズニープリンセスも登場

 ディズニー・アニメーションスタジオの劇場版アニメ「シュガー・ラッシュ:オンライン」(リッチ・ムーア監督、フィル・ジョンストン監督)が21日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。「シュガー・ラッシュ」(2012年)の続編。舞台がアーケードゲームからインターネットの世界へ移り、前作で親友となったラルフとヴァネロペが大冒険を繰り広げる。

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 アーケードゲームの人気レースゲーム「シュガー・ラッシュ」のハンドルが壊れ、廃棄処分の危機にさらされる。シュガー・ラッシュのキャラクター、ヴァネロペ(サラ・シルバーマンさん/諸星すみれさん)と、アーケードゲームの悪役キャラで、ヴァネロペの大親友ラルフ(ジョン・C・ライリーさん/山寺宏一さん)は、ハンドルを手に入れるためにインターネットの世界へ飛び込む……というストーリー。

 ネットの世界ならではの新キャラたちが登場。その一人が、過激なレースゲーム「スローターレース」のカリスマレーサー、シャンクだ。レーステクニックもさることながら、知性と優しさを兼ね備えた彼女がめちゃくちゃカッコいい。声を担当するのは「ワンダーウーマン」(17年)のガル・ガドットさん。日本語吹き替え版では女優の菜々緒さんが演じている。

 ネットの世界がほどよく擬人化されている。そのアイデアが秀逸で、「ネットの中ってこんなふうになっているのか」と妙に納得させられた。半面、ネットに潜む落とし穴にも言及し、さりげなく注意喚起するなど抜かりはない。歴代のディズニープリンセスたちも登場。やんちゃでチャーミングなヴァネロペは、彼女たちの中にあっても見劣りしない。ヴァネロペから影響を受けたプリンセスたちが堅苦しい衣装を脱ぎ捨て、現代ファッション(?)に着替えて語り合う光景は、さながら“女子会”だ。このとき、ちょっとやぼったく見えた白雪姫には笑ってしまった。(りんたいこ/フリーライター)

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