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紅白リハ:欅坂46平手は本番も欠席へ 菅井友香「残りのメンバーでベスト尽くす」

 アイドルグループ「欅坂46」が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した。活動の一部休止を発表しているメンバー、平手友梨奈さんはこの日のステージを欠席。本番も出演しないか問われるとキャプテンの菅井友香さんは無言でうなずき、「(平手さんは)けがをしているので、治療に専念してもらっていて。私たちも心配ですけど、いち早く、一緒にパフォーマンスできる日を楽しみにしています。残りのメンバーで欅坂を守って、今できるベストを尽くしたいです」と語った。

 ◇代打センター小林由依 「本番でいいパフォーマンスを」

 平手さんは腰部打撲、左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症などの診断を受けて、活動を一部休止して治療に専念することを発表しており、この日のリハーサルで、欅坂46は「ガラスを割れ!」をパフォーマンスし、代打のセンターを小林由依さんが務めた。リハーサル後の会見で小林さんは「私だけじゃなく、メンバーと(一緒に)平手の分まで頑張ろうと思います」と意気込んでいた。

 代打でセンターを務めるプレッシャーについて聞かれた小林さんは「ずっと平手がやってきたので、自分で大丈夫かなっていうのはあるんですけど、みんなと一緒に精いっぱい練習して、本番でいいパフォーマンスをできたらと思います」とコメント。アクロバットなダンスも披露するが、「メンバーと息が合わない難しさもあったんですけど、メンバーも助けてくれたので、本番までにもっと良い仕上がりになればいいなと思います」と語り、土生瑞穂さんも「普段からダンスが上手で、レッスンの時から見入ってしまうので、本番も楽しみ」と小林さんに期待していた。

 ◇メンバー倒れた昨年の紅白ステージを謝罪

 今年は3年連続3度目の出場となるが、菅井さんは「やっぱり慣れない。紅白という大舞台に出場させてもらって、本当にうれしいんですけど、緊張しますし、本番前はメンバーと『緊張するね』って会話をしていました。ギリギリまで、パフォーマンスの練習をしたいと思います」とコメント。

 昨年の紅白では、ステージでメンバーが過呼吸で倒れ込む場面が物議を醸したが、菅井さんは「心配をおかけして、申し訳ないなと思っています」と謝罪。「今年も出させてもらえるのは、皆さんの力のおかげ。その感謝の気持ちを伝えて、終われたらと思います」と語った。

 菅井さんは「今年はいろんなことがある中、みんなでピンチを切り抜けてきて、1人1人が成長できた年なので、その成果が出せるように自信を持ってパフォーマンスしたいです。小林1人に背負わせるのではなく、みんなで欅坂の一員として、パフォーマンスを届けたいです」と意気込んでいた。

 「第69回NHK紅白歌合戦」は、白組司会を人気グループ「嵐」の櫻井翔さん、紅組司会を女優の広瀬すずさんが担当。総合司会は、2年連続となるお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが同局の桑子真帆アナウンサーと共に務める。NHK総合ほかで12月31日午後7時15分~同11時45分(途中ニュースで中断あり)に放送される。

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