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BOYS AND MEN:初のナゴヤドーム公演は「10人で力を合わせて」

 男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)が、14日にナゴヤドーム(名古屋市東区)で単独ライブ「ボイメン名古屋夢まつり~ツッパリ町おこしお兄さん最強烈伝~」を開催する。同ユニットがナゴヤドームで単独ライブを開催するのは初めてで、2010年の結成当初から同所でのライブを「夢」と公言していた。2月に公開されるオムニバス映画「ジャンクション29」に出演する同ユニットの水野勝さん、田中俊介さん、本田剛文さん、小林豊さんに意気込みを聞いた。

 田中さんは「グループ史上最大規模の3万5000人というキャパシティーでやらせてもらうので、そこに広がる景色は、間違いなくすさまじい景色だと思う。僕らはファンのみなさんと歩んできているので、(その景色を)ファンの皆さんにも見せてあげたいし、一緒になって感動してもらいたい」と表情を引き締めて語った。また本田さんは「名古屋で生まれて名古屋に育ててもらったグループなので、思い入れもひとしお。地元があってのBOYS AND MENだということを改めて発信したいし、僕らも再確認する場になると思う。僕らのルーツを大きなテーマとしてやっていければ」と話した。

 また、滋賀県出身の小林さんは「名古屋に来た当初、名古屋で何がしたいかなと考えたときに思い浮かんだのがナゴヤドーム(でのライブ)だった。ナゴヤドームという大きなステージに立ちたい、ボイメンとしてこのステージを踏んでやるとずっと思っていて公言してきたので、いよいよだなという感じ」と話し、「楽しみたいなと思います」と笑顔を見せた。

 リーダーの水野さんは、ナゴヤドームでの単独ライブを「結成当時は、壮大な夢すぎて、笑われたりしたけど、諦めずにやってきたからこそ、今回挑戦する権利を得た」と感慨深げ。「まず来ていただいた方にありがとうという感謝の思いを絶対に伝えたい。そして(家電量販店などで)4~5人の前で(ライブを)やっていたあの気持ちで立ちたい」と力を込めた。さらに「一度やったからといって終わりじゃない。必ず次につなげるライブにしなきゃいけない。これが集大成ではあるけれど、ここからまたボイメンはどんな景色を見せてくれるんだろうと思ってもらえるようなライブを10人で力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。

 ボイメンは10年、東海地区を拠点に結成。16年にメジャーデビューし、同年の「第58回 輝く!日本レコード大賞」の新人賞を受賞した。17年には日本武道館(東京都千代田区)公演を成功させ、47都道府県すべてを回るコンサートツアーも開催。18年には、シングル「進化理論」が大ヒットアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の主題歌に起用され、子供から大人まで幅広い世代から支持を集めている。

 「ボイメン名古屋夢まつり~ツッパリ町おこしお兄さん最強烈伝~」は14日午後5時開演。11、12日には名古屋・大須のカフェ「BM CAFE」でメンバーによるチケットの販売会も行われる。

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