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中村倫也:実写版「アラジン」のジャスミンは「戦う女性」 生歌唱も

 俳優の中村倫也さんが22日、東京都内で開催された、ディズニーの人気長編アニメーションを実写化した映画「アラジン」(ガイ・リッチー監督、6月7日公開)のイベント「ホール・ニュー・ワールドお披露目イベント」に登場した。プレミアム日本語吹き替え版で主人公・アラジンの声を担当する中村さんは「今回はだいぶジャスミンが戦う女性。見てファンの方も驚くかもしれないし、女性が憧れるキャラクターになっていると思う。見どころです」と語った。

 イベントにはジャスミンの声を担当するミュージカル女優の木下晴香さんも登場。木下さんはジャスミンについて、強い女性である一方で「アラジンに心引かれている様子は、乙女な可愛らしい姿が見られた」といい、演じる上で「普通の女の子が持っているような、純粋な心を持ちつつ、振る舞いだったり、しゃべり方だったりを、気品を感じられるように心がけた」と語った。

 また「運命の出会いと言われて思い出す出会いは」と聞かれると、中村さんは「この前、すごくいいソファを見つけたんですよ。それを買って早く座りたくてうずうずしているので。運命の出会いになればいいな」とコメント。さらに「運命の出会いと言い切れるぐらいの出会いに、出会いたいかもしれないですね、今は」と話していた。

 この日、2人は“魔法のじゅうたん”の上で同作の主題歌でもある名曲「ホール・ニュー・ワールド」を歌唱。歌い終えた中村さんは「尋常じゃないくらい喉が渇いてますし、尋常じゃないくらい汗をかいてます。緊張しました」と語っていた。

 「アラジン」は、人生を変えるチャンスを待つ青年アラジンと、新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、三つの願いをかなえる魔法のランプを巡る冒険を描いた物語。アニメーション映画が1993年に日本で公開された。実写映画では、アラジンをメナ・マスードさん、ジャスミンをナオミ・スコットさん、ランプの魔人・ジーニーをウィル・スミスさんが演じている。日本語吹き替え版のジーニーの声は、声優の山寺宏一さんが担当する。

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