自身初のビューティー&スタイルブック「Mai Life -ハッピーの秘訣は『頑張りすぎない』こと!-」について語った辻元舞さん
女性ファッション誌「VERY(ヴェリィ)」(光文社)のレギュラーモデルとして活躍する辻元舞さん(32)。3歳の長男と、6カ月の次男の母でもあり、SNSで見せるおしゃれなママコーデや、ナチュラルなライフスタイルが注目を集め、インスタグラムのフォロワー数は27万超えと人気急上昇中のママモデルだ。長男を出産して半年ぐらいの頃は「育児ノイローゼのような状態」もあったという辻元さんに、育児と仕事の両立について話を聞いた。
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辻元さんは、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の元ダンサーという異色のキャリアの持ち主で、「VERY」のレギュラーのほか、「LEE」(集英社)、「MAQUIA」(同)、「美的」(小学館)、「VoCE」(講談社)、「mamagirl」(エムオン・エンタテインメント)といった人気雑誌でも活躍。デヴィ夫人やお笑いコンビ「霜降り明星」と共に出演したネット通販サイト「ロコンド」のCMも話題になった。
◇長男出産後、夫が“赤ちゃん返り”
自身初のビューティー&スタイルブック「Mai Life -ハッピーの秘訣は『頑張りすぎない』こと!-」(SDP)では、デーリーケアやセルフメーク、ファッション、子育てなど、“辻元流”の頑張りすぎない、自然体なライフスタイルを公開している辻元さん。
夫をはじめ、息子たちとの写真も掲載しており、一番のお気に入りは「家族のページ」と話す。「兄弟が仲良くしているのは、見ていてすごくうれしくて。休日は、子供の食べたいものを食べて、子供の行きたいところに行っています」と母の顔を見せる。
だが、長男を出産してから半年たった頃は、「毎日やらなければならないことに追われていて、半年くらいで『もうやだー』と思うこともありました(笑い)。急に泣いたり、急に怒ったり。自分で自分をコントロールできない。育児ノイローゼのような感じでした」と明かす。
スタイルブックにもつづられているが、長男を出産したばかりの頃、頼れるはずの夫がまさかの“赤ちゃん返り”をしたといい、「(夫から)『赤ちゃんだけずるい』とか『こっち見てかまって』みたいなことを言われてました。その言葉に対してもイライラしていた」と赤裸々に語る。
◇「完璧にしないほうが、結果的にはうまくいく」
当時について、「みんな初めてのことで戸惑っていました(笑い)」と振り返った辻元さん。どう乗り越えたかを聞くと、「全部完璧にするのはまずやめようと思った」と話す。スタイルブックのサブタイトルにも「頑張りすぎない」という言葉が使われているが、「全部完璧にしないほうが、結果的には全部うまくいくんだなというのは1人目で学びました」と話す。
例えば、「今日は洗濯しない」「ご飯は作らない」など、意識して「今日は頑張らないこと」を決めたといい、「それを夫に伝えるようにしました」と話す。「『なんで洗濯していないの』とかただ聞かれただけでも、いちいちつっかかるみたいな感じだったので(笑い)、『今日はしんどいから洗濯やらない』とか事前に伝えました。今もそうしています」と明かす。その結果、夫との「無意味な衝突は避けられるようになった」といい、「しんどいのだと明確に伝えると、手伝ってくれるようになった」と変化も明かす。
また、毎日のご飯作りについても、「『毎日ご飯の用意しなきゃ』とか思わないようにしている」と明かす。「ルーティンみたいな感じで、毎日決めて過ごさないようにしている」といい、「『今日はできそうだからやろう』とか、『今日はできなかったから、お総菜買って帰ろう』とか(考える)。決めてしまうと、『できなかった』と思っちゃうので」と明かす。
◇夫は「はなから頼りにしない」
辻元さんの仕事がある日のスケジュールを聞いてみると、「朝は(午前)4時半~6時ぐらいの間に次男が起きるので、一緒に起きて、みんなが起きてくる前に大体(の支度)はすませて、ご飯を食べる。2人を保育園に送り届けてから仕事に行って、終わった後迎えに行って、一緒に買い物行って、帰ってご飯を食べて……。あれ? 全部一人でやっているな(笑い)。おかしいな?」と笑う。
スタイリストの夫は大の野球好きで、プロ野球のシーズン中は「ずっと野球(中継)を見ていて、声も届かない」と苦笑。試合が中継されることが多い午後6時~9時ごろといえば、子供に夕ご飯を食べさせ、風呂に入れて、寝かしつけ……と忙しい時間帯だが、野球シーズンはすべて辻元さんが1人で行っているといい、「この期間はいないものとして扱っています(笑い)。はなから頼りにしない」と話す。
そんな夫に「最初は怒っていた」という辻元さんだが、「たばこも吸わないし、お酒も飲まないし、ギャンブルもしないので、唯一の趣味の野球ぐらいは見せてあげようかなって(笑い)。生きがいがなくなってしまうから」と広い心で受け入れているそう。
そんな辻元さんが大切にしていることは、「子供が家で笑顔でいること」と「仕事」の二つ。「手の力を抜きつつ、大事なものだけを抱えるようにしていたら、家族の笑顔も増えたなと思う」と話す。「自分のライフスタイルを発信することで、共感してくれたり、声をかけてもらえることが増えて、私もうれしかった。これからも誰かの勇気になったり、ポジティブに捉えられるきっかけになれればいいな」と笑顔で語っていた。
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