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劇場版アニメ「二ノ国」でコトナとアーシャ姫の2役の声優を務めた永野芽郁さん
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劇場版アニメ「二ノ国」でコトナとアーシャ姫の2役の声優を務めた永野芽郁さん

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彼女がキレイな理由:永野芽郁さん 長い休みがあったら「カナダに語学留学したい」 女性が輝く秘訣は…

 女優の永野芽郁さんが、公開中の劇場版アニメ「二ノ国」(百瀬義行監督)でアニメ声優に初挑戦している。天真らんまんなコトナと心優しく芯の強いアーシャ姫の一人2役を演じた。2018年にNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」のヒロインを演じ、2019年も連続ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」など話題作に立て続けて出演。女優として活躍する永野さんに、幼い頃のアニメの思い出や休日の過ごし方などについて聞いた。

 ◇子供の頃にハマったアニメは…

 今回、アニメ声優に初挑戦した永野さんに、アニメにまつわる思い出を聞くと、「子供のときにはまったアニメは『となりのトトロ』です。幼稚園バッグにトトロが描かれていました(笑い)。母も兄もジブリ作品が好きだったので、家でジブリ映画が流れていることが多くて。特に『となりのトトロ』に出てくるキャラクターが私と同じメイだったりするし。だからなのか覚えてないけれど、すごく好きでしょっちゅう見ていましたね」と思いをはせる。

 「二ノ国」の音楽もジブリ作品を数多く手がけた久石譲さんが担当している。永野さんは「予告編の音楽を聴いただけで、早く見たいなと思いました」と今作に参加したことを喜ぶ。

 ◇外国の友達を作りたい

 話題の映画やドラマに立て続けに出演している永野さん。多忙な日々を過ごしているが、もし長い休みが取れたら?と尋ねると「長い休みがあったらカナダに語学留学したいです!」と目を輝かせる。

 なぜ英語を学びたいのか、と聞くと、「外国のお友達を作りたいんです。きっと考え方も価値観も違いますし。それらを共有するには今のままではやっぱり言葉の壁があると思うので」と答えた。英語ができるようになったら海外の作品にも出演したいか?と振ると「それは自分の中で遠すぎて見えなさ過ぎる夢なので……」と謙虚に答えた。

 ◇気分が落ちたときこそ大事な時間

 まもなく20歳になる永野さん。10年後、30歳のときを想像してもらうと、「10年後か……。ちょうど30歳くらいですね。30歳までは自分のできることを全力で頑張りたいと思っていて、30歳になったときに、やりたいことを考えたいと思っているので、10年後は、ちょうどこれからどうしようかな、と考える時間をいっぱい作ろうとしているんじゃないかなと思います」としっかりした口調で語る。

 その後、永野さんは、40代、50代とどんな女性になっていくのだろうか。最後に、女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)を聞くと、「やっぱり毎日笑っていたいですし、ハッピーなことがいっぱい起こってほしいなと思うけど、気分が落ちたときこそ、大事な時間だなと思うから、そういう時の感情を忘れないでいればいるほど、ハッピーな時がすごく幸せで輝いていられる気がします」と語る。

 さらに「どんなときも自分の内なる声を信じていれば、キラキラできそうだなと思ってやっています。だからといって他人の声を信じないとか、そういうことではないんですけど、自分のことは自分が一番信じてあげるべきだなと思います」ときっぱりと語った。

 ◇「二ノ国」人気RPGシリーズが原作

 「二ノ国」は、ゲーム「妖怪ウォッチ」や「レイトン教授」シリーズで知られるレベルファイブの手がける人気RPGシリーズが原作。劇場版アニメは、冷静沈着で車椅子のユウ(山崎賢人さん)、バスケ部の人気者のハル(新田真剣佑さん)が、ハルの彼女コトナ(永野さん)を巡る事件をきっかけに現実世界と並行する魔法世界「二ノ国」という二つの世界を行き来する。次第にユウはコトナにそっくりのアーシャ姫(永野さん、2役)に引かれていくが、そこには「コトナの命を救うにはアーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった……というストーリー。製作総指揮と原案・脚本をレベルファイブの日野晃博社長が担当。宮野真守さん、津田健次郎さん、梶裕貴さん、坂本真綾さん、山寺宏一さんらも出演している。

 <プロフィル>

 ながの・めい 1999年生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年に映画「俺物語!!」でヒロインに抜てきされ、2017年の「ひるなかの流星」で映画初主演。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインとして注目を集め、連続ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」や映画「君は月夜に光り輝く」など話題作に出演している。

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