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知念里奈:母と子供の絆 「つながっているんだ」と感じたこと

 人気アニメ「プリキュア」(ABCテレビ・テレビ朝日系)シリーズの第16弾「スター☆トゥインクルプリキュア」の劇場版アニメ「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想(おも)いをこめて」(田中裕太監督)ゲスト声優として出演し、主題歌を歌う知念里奈さん。2児の母でもある知念さんは「子供にも自慢できます!」と出演を喜ぶ。知念さんに劇場版のテーマの一つである「絆」、母として感じる「プリキュア」の魅力について聞いた。

 ◇仕事の絆 子供との絆

 「スター☆トゥインクルプリキュア」は「宇宙(そら)に描こう! ワタシだけのイマジネーション!」がテーマ。星座をモチーフに無限に広がるキラキラな世界でプリキュアが活躍する姿を描いている。劇場版は、プリキュアのもとに、言葉は通じないが、“うた”で気持ちが通じ合える不思議な生き物ユーマがやって来るが、ユーマを狙う謎の宇宙ハンターが現れる。知念さんは、宇宙怪盗ブルーキャットを追いかける星空刑事のメリー・アンを演じた。

 劇場版は「絆」がテーマの一つになっている。知念さんは普段、絆を感じることについて「舞台は、けいこも入れると半年くらいずっと同じスタッフと一緒にいます。絶対いいものにするぞ!とチームとして絆が生まれます」と話す。

 母として子供との絆を感じることもあるという。

 「半年くらいやっていた舞台が終わる日の朝、千秋楽が地方だったのですが、子供からボイスメッセージが入っていたんです。『お母さん、千秋楽おめでとう』って。なぜか2回、同じことを言っていて(笑い)。そういう時に、つながっているんだな……と絆を感じます。優しいんですよね」

 ◇正義、勇気、絆、友情、多様性… 母として感じる「プリキュア」の魅力

 知念さんはこれまで、子供と一緒に「プリキュア」シリーズを見ていた中で、母として感じることがあった。

 「とにかく可愛いですよね。母の目線で見ると、正義、勇気、絆、友情などが描かれていて、楽しい作品ですが、大事なことを伝えているのがすごい!と感じていました。他者を受け入れること、考えや意見が違う人を受け入れることなど多様性も描かれています。子供と話していて、多様性が話題になることもあります。大事なことがたくさん描かれているんですよね」

 知念さんは劇場版の主題歌「Twinkle Stars」も担当した。「絆」がキーワードの楽曲で「歌詞にテーマが詰まったすてきな曲です。子供たちも聴くので、言葉を大事に真っすぐな気持ちで歌いました。子供たちにも歌ってもらえるとうれしいですね」と話す。

 劇場版は、知念さんが想いを込めた主題歌も話題になりそうだ。

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