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長谷川京子:8年ぶり舞台に気合 大役任され「山を越えない選択肢ない」

 女優の長谷川京子さんが12月10日、東京都内で行われた舞台「メアリ・スチュアート」制作発表会に出席。舞台に出演するのは2012年4月以来、およそ8年ぶり。今回16世紀に実在したスコットランド女王メアリを演じる長谷川さんは「いきなりこんな大役で、一瞬どうしよう」と不安もあったようだが、「自分の性分的に山を越えない選択肢がない。やれると思ってキャスティングしていただいたので、絶対できると思って挑戦させていただきます」と気合を込めて語った。

 舞台出演を「ずっと切望していた。なかなかご縁に至らなかったけど、いつでもウェルカムな状態だった」と話す長谷川さん。舞台の魅力について聞かれると、「浅い経験の中からいうと、観客の方が目の前にいて、観客の方の反応や空気を吸いながらお芝居をするのは、何よりもお芝居の鍛錬、訓練になる」と語った。

 稽古(けいこ)は今月初旬からスタート。長谷川さんは「演出の森(新太郎)さんに自分の癖や、いままでごまかしてきた痛いところを毎日つかれている。心が折れないように精進しています」と苦戦している様子。それでも本番に向けて、「身を引き締めて、きちんとしたカッコいいメアリ・スチュアートに仕上げたい。芸達者な共演者の方に甘えさせていただいて、いろんなアドバイスをもらい、仲良く楽しくできれば」と意気込みを語った。

 原作は、約400年前に書かれたフリードリヒ・シラーの傑作。スコットランド女王とイングランドのエリザベス女王の歴史的対立と、2人を取り巻く権力争いの様子を描いている。会見には出演者のシルビア・グラブさん、三浦涼介さん、吉田栄作さん、鷲尾真知子さん、山崎一さん、藤木孝さん、演出の森新太郎さんも登場。舞台は2020年1月27日から2月16日まで世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で上演される。

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