高橋一生：初めての奄美大島への旅　「考え方が変わったような」と感銘　2週にわたって放送

　俳優の高橋一生さんが奄美大島を旅する様子が、BS-TBSの旅番組「美しい日本に出会う旅」（水曜午後9時）で、1月8日と同15日に特別編として前後編で放送される。初めて奄美大島を訪れた高橋さんは「とても充実した旅でした。ものに対する考え方が少し変わったような気がします」と感銘を受けた様子で「この番組を見てくださった方々が、僕が体験したことに近いような感覚をもっていただけたら、うれしく思います」とコメントしている。

　「美しい日本に出会う旅」は日本各地への旅をナビゲートする旅番組。高橋さんと俳優の井上芳雄さん、瀬戸康史さんが週替わりで“旅の案内人”としてナレーションを務めている。年に数回、3人がそれぞれ旅をする様子を特別編として放送している。

　昨年12月上旬に奄美大島を訪れた高橋さんは、サトウキビ畑や黒糖の製糖工場、大島紬（つむぎ）の織元や、伝統技法「泥染め」の工房へ。そこで働く地元の人の話に耳を傾け、それぞれの場所で、黒糖作り、機織り、泥染めなどに挑戦。昼食には名物「鶏飯」を味わい、さらに民謡「シマ唄」の歌い手や、民間の巫女（みこ）である「ユタ神様」のもとや、「ケンムン（森の妖精）の散歩道」と呼ばれるガジュマルのトンネルも訪問する。

　1月8日放送の前編は井上さんが、15日放送の後編は瀬戸さんが、それぞれナレーションを務める。番組公式ツイッターではオンエアに先立ち、旅の模様を写真で紹介している。

　高橋さんのコメントは以下の通り。

　◇高橋一生さんのコメント

　初めての奄美大島、 とても楽しかったです。

　普段あまり会えない職人の方々にお会いすることができましたし、着物や黒糖など、自分たちにとっては身近なものに、奄美の職人の方々がどう向き合われて、どういうふうに作り出されていくのか、その工程を見ることができて、とても充実した旅でした。

　奄美大島で有名なものはたくさんあると思いますが、そこにはきっと多くの方々がまだ知らないようなものや、つながりが存在していると思います。僕は今回の旅で、このようなつながりや工程を経て、さまざまなものが出来上がっていくということを目の当たりにすることができました。ものに対する考え方が少し変わったような気がします。この番組を見てくださった方々が、僕が体験したことに近いような感覚をもっていただけたら、うれしく思います。ぜひ、楽しみにしてください。