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フリーアナウンサーの宇垣美里さん(左)と田中みな実さん
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フリーアナウンサーの宇垣美里さん(左)と田中みな実さん

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モテキーワード:2020年は「自分モテ」に注目 田中みな実、宇垣美里…こびずに自分を愛する女性が受ける!

 2020年はどんな女性に注目が集まるのか。旬の女優やモデルのフェロモンを引き出した表紙で人気を集め、「雌ガール」「おフェロ」といったユニークな造語で知られる女性ファッション誌「ar(アール)」(主婦と生活社)。このほど新編集長に就任した足立春奈編集長は、2019年に大活躍したフリーアナウンサーの田中みな実さんや宇垣美里さんらの名前を交えながら、「Meモテ」「自分モテ」というキーワードを打ち出す。新たな時代に受ける女性像とは?

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◇「あざとさ」が受けた2019年

 同誌はモテることに積極的で「女性であることを一番楽しんでいる人」を「雌ガール」と呼び、“モテ路線”のファッションやメークなどを提案。多数にモテるのではなく、特定の相手にだけモテる“一人モテ”を提唱しており、足立編集長も前任の笹沼彩子編集長の下、副編集長を務めてきた。

 近年、確証がないと女性にアプローチしてこない若い男性が増えているそうで、同誌は2019年、「好きバレ」というキーワードを推してきた。「好きバレ」とは“好きがバレる”こと。意中の相手に確証を見せてあげることで、「最後の最後のパンチは向こうに打たせる」という「好きバレ」のメークやテクニックなどの企画は、読者の反応も良かったといい、足立編集長は「いい意味での“あざとさ”みたいなものがあった1年だった」と振り返る。

◇「モテを楽しんでいる人」に注目 指原莉乃、永野芽郁、今田美桜、橋本環奈も… 

 2020年に注目する女性を聞くと、「モテを楽しんでいる人。宇垣さんとか、田中みな実さんとか、ゆうこすさんとか。一昔前の女子アナとちょっと違うというか、プリプリすること、あざといことを、あえてやってるみたいな。弘中(綾香)アナとかもそうですけど、女子アナ像もちょっと変わってきている。そういう“自己満足でモテを表現している人”みたいなのが、すてきだなと思っている」という答えが返ってきた。

 同誌で連載をしている元「HKT48」の指原莉乃さんにも触れ、「彼女も自分がそれを可愛いと思っているから追求している。あまり男受けとかは考えていないんですけど、結果、その姿勢が男性にも受けている感じなので、自分が満足しているかどうかというのが、今の若い子というか、すてきな女性って大事なんだなと思っています」と語る。

 同誌の表紙を飾り、インタビューに応えた旬の女優たちにも共通点が。永野芽郁さんや今田美桜さんも「自分の点数は自分で決める」というようなことを話していたそうで、橋本環奈さんも表紙を飾った同誌1月号で「芯のある女性」「自分の考えをしっかり持ちつつ、人の意見をしっかり聞ける女性」に憧れると語っている。

◇ファッションもメークも「自分らしく」

 2019年のファッションについて、「ちょっと、無難な方がいいみたいな傾向になっていて、適度におしゃれで、適度にお金がかからなきゃそれでいい、みたいな人がすごく増えている。それはすごくつまらないなと思っている」という足立編集長。

 2020年は「ミニスカートが来るんじゃないかなと思っています。本当にいよいよ今年なのかなと。結構、若い子とかがパーンと(脚を)出していて、ついに時代がやってくるんじゃないかと思っています」と語り、「もっともっと皆が、自分が良ければいいとか、自分が可愛いと思ったから着るみたいなものが、どんどんはやればいいと思っています。ミニスカートはその最たるもの」と明かす。

 さらに、ファッションやメークについて、「自分モテとか、こびないとか、自分が楽しいとか、そいうことが絶対にキーワードになる」と熱を込める。その傾向は髪形についても顕著だといい、ショートカットやハイトーンなどが「すごくはやってきている」、レイヤーヘア、ウルフカットなども「今年は本気でリバイバルすると思います」と予測。「“あまあま”で、“女の子、女の子”っていうよりは、本当に自分らしさという感じですね。その中で、適度な色っぽさといったものを加えていけたら」と「ar」らしさも忘れない。

 ファッションやメーク、髪形、そして、女性の生き方も、「自分で自分を愛して、らしさを楽しむ」。2020年、そんな“自分モテ”の時代が、もう到来しているのかもしれない。

 *足立春奈編集長。1985年生まれ、東京都出身。2008年に新卒で主婦と生活社に入社し、「JUNON」編集部に配属。2012年に「ar」編集部に異動。2019年1月に副編集長に就任し、このほど編集長に抜てきされた。1児の母。

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