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フジ藤本万梨乃アナ:東大卒“リケ女”の「めざましテレビ」フィールドキャスター 「1日17時間」勉強の時も

 フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)に、水木曜のフィールドキャスターとして出演している藤本万梨乃(まりの)アナウンサー。藤本アナは東京大学理科2類に入学し、同大医学部健康総合科学科卒業という経歴だ。2019年4月に同局に入社し、同年10月から同番組に出演している藤本アナに、アナウンサー業を目指したきっかけや今後の目標などについて聞いた。

 ◇予備校時代のあだ名は「付箋ちゃん」 睡眠3時間のときも

 福岡県出身で小中高の一貫校に通っていた藤本アナは、学生時代について「自分に自信が持てませんでした。無口で人前に出るのはもちろん、クラスでも目立たない感じの子で。そんな自分が、すごく嫌な時期もありました」と振り返り、「当時、自分が秀でていた部分が勉強だったので、そこを頑張ろうと思いました」と語る。中学生の頃から予備校に通い、東大を目指す日々を過ごす中、「高校時代に東大を紹介するビデオを見たんです。いろいろな国籍の方が黒板1枚で議論をしている姿が、とてもカッコよくて。私も東大に行ったら、人前で堂々と話せるようになれるのかも」と思ったという。

 高校時代の予備校では、1日10時間以上、勉強に費やした。一浪して東大に入学したが、浪人時代の勉強の最長時間は「1日17時間」という。受験の失敗で「かなり自分を追い込んでいたと思います。睡眠時間が3時間のときもありました。片手におにぎり、もう片方は単語帳を見ていたり。後から知ったのですが、予備校でのあだ名は『付箋ちゃん』でした(笑い)。単語帳に付箋をたくさん貼っていたんです」と明かした。

 藤本アナが得意としていたのは数学と物理。国語は苦手だったという。理科2類を選んだ理由については「3類はお医者さんを目指す人が多いのですが、私はとにかく血が苦手で。2類はコミュニケーション学や心理学、バイオ学などに進むことができるなど、理系の中で振り幅が広い。どの道に進むかは入学してから考えようと思っていました」と述懐した。

 ◇憧れは佐々木恭子アナ アナウンサー業に親の反応は…

 藤本アナが勉強の合間に楽しんでいたのがバラエティー番組だった。東大に入学した当初は「テレビが大好きで、バラエティー番組の制作をやりたいと思っていました」と話す。大きな転機となったのが、自身がテレビに出演したことだった。「学生時代にテレビ番組に出演する機会をいただき、出演するのも楽しいと思えるようになっていったんです。自分に自信を持ちたかった私にとって、テレビに出ていることが本当に驚きの出来事でした」と声を弾ませる。

 藤本アナは「大学の授業では生徒同士でディスカッションして結論を出したり、話を聞いて発表したりしていました。今、実際にしているアナウンサー業とそんなに変わりなく、この仕事に興味と憧れを抱くようになっていったんです」と振り返る。そんな藤本アナに「母親は『(東大出身の経歴が)面白いエピソードになるから良いね』って言ってくれています」とすがすがしい。

 アナウンサーになって「一番うれしかったこと」は、同じ東大出身で同局の佐々木恭子アナに出会えたこと。佐々木アナについて「報道番組で活躍し、バラエティー番組でも活躍されています。憧れの先輩です!」という。

 同局系のバラエティー番組「ダウンタウンなう」に出演した際を「本当にうれしかったのですが、舞い上がりすぎて何もできませんでした。アピールしたいことが何一つ言えず、すごく落ち込みました」と反省しながら振り返り、「最近では『ネプリーグ』に出演する機会もあり、どう振る舞えばいいのか、もっと勉強したいと思っています。しっかり、結果を残せるようにしたい」と意欲を見せる。そして「皆さんから信頼されるアナウンサーになれたらいいなと思うと同時に、バラエティーでも活躍できるアナウンサーになりたいです」と元気いっぱいに語っていた。

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