岡田健史：「全身全霊、生き抜きたい」　「中学聖日記」以来のTBSドラマで“新米機捜隊員”役に

　俳優の岡田健史さんが、綾野剛さんと星野源さんのダブル主演で4月期に放送される連続ドラマ「MIU 404（ミュウ ヨンマルヨン）」（TBS系、金曜午後10時）に出演する。岡田さんが同局のドラマに出演するのは、2018年に放送された「中学聖日記」以来、約1年3カ月ぶり。警視庁の機動捜査隊に作られた架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」（4機捜）のメンバーで、警察庁幹部の父をもつキャリアの新米・九重世人（ここのえ・よひと）を演じる岡田さんは「（ドラマの）パーツの一部としてしっかり機能できるように全身全霊、九重を生き抜きたい」と意気込んでいる。

　ドラマは、4機捜を舞台に、機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍（いぶき・あい＝綾野さん）と、常に先回り思考で道理を見極める志摩一未（しま・かずみ＝星野さん）がバディーを組み、24時間というタイムリミットの中で事件解決する……というストーリー。

　岡田さんが演じる九重は、今まで何事もうまくこなしてきたという自信から、どこか上から目線になりがちだが、意外に可愛いところもあるという役どころだ。

　岡田さんはドラマへの出演について「主役の綾野さんと星野さんをはじめとした、そうそうたるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変うれしく思います」と喜びのコメント。「TBSの刑事ドラマといえば『MIU 404』と言われる未来が見えるようで、心躍る気持ちで撮影に挑んでいます。これまで見たことのないようなドラマをお届けします」と話している。

　また橋本じゅんさんがキャリアやエリートが大の苦手ながらも、面倒を見るために九重とバディーを組む4機捜のベテラン班長・陣馬耕平（じんば・こうへい）、麻生久美子さんが捜査1課から警察署長を経て、女性初となる機捜の隊長に任官した桔梗ゆづる（ききょう・ゆづる）を演じることも発表された。

　岡田さん演じる九重とバディーを組む橋本さんは「岡田健史君とニコニコで過ごしてます」と明かし、「クランクインしたばかりですが、ぶっちゃけ、超超楽しい！　主演の剛君と源ちゃんは自分がうまい役者になったかのような気にさせてくれます。そして大好きな麻生さん！」と撮影の様子を語っている。また麻生さんは、自身が演じる桔梗について「ひねくれたところがない正義感の強い人。私にそういう役のイメージはあまりないかもしれませんが、少しでも近づけるように頑張りたいです」と話している。