AAA西島隆弘：医療機関に1000万円を寄付　「過酷な医療現場を身近に感じております」

　ダンス・ボーカルグループ「AAA（トリプル・エー）」の“Nissy”こと西島隆弘さんが、新型コロナウイルスへの対策支援として医療機関「国立国際医療研究センター」に1000万円を寄付したことが分かった。

　西島さんは、「身内に医療従事者がおり、過酷な医療現場を身近に感じております」と医療機関に寄付した理由を説明し、「引き続き不要不急の外出は自粛しましょう。そういった行動を一人一人が行うことも支援の一つとなるはずです」と外出自粛を呼びかけた。

　国立国際医療研究センター病院は、特定感染症指定医療機関に指定されており、感染症専用の外来診察室や感染症病床がある施設。また、感染症に対する研究も盛んで、医療関係者向けに新型コロナウイルス感染症関連の情報も公開している。

　西島さんは、2011年の東日本大震災時の被災地支援のほか、2019年はオーストラリアで起きた大規模森林火災に対する寄付や、台風15号で甚大な被害を受けた千葉県への復興支援など、ボランティア活動に精力的に取り組んでいる。

　今回の新型コロナウイルス感染拡大に関しても、SNSを通じて早くから「Stay Home」を呼びかけていた西島さんは、ストレスや不安を抱える人々へ向けて「少しでも気が楽になってくれたらうれしいです。一緒に乗り越えましょう」というコメントとともに楽曲「僕にできること」を投稿し、反響を呼んでいる。