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永山瑛太さん(左)と永山絢斗さん出演するオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」第2話の場面写真
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永山瑛太&永山絢斗:「最初は照れましたけど…」 兄弟でドラマ共演、撮影の裏側明かす

 俳優の永山瑛太さんと弟の永山絢斗さんが兄弟役で出演する、NHKのオムニバスドラマ「リモートドラマ Living」の第2話が、5月30日午後11時45分から放送される。兄弟初共演について、瑛太さんは「兄弟だからといって特に意識することなくやれました」、絢斗さんは「初めて兄貴と共演したので最初は照れましたけど、それはすぐになくなりましたね」と語っている。

 ドラマは、連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系)などを手掛けた脚本家の坂元裕二さんのオリジナルファンタジーで1話15分。リモートで制作された。瑛太さんと絢斗さんはキッチンで仲良く料理をする兄弟役で出演。兄弟の仕事は“過去にはやった料理”を作ることで、ある日、彼らのもとに1通の通知が届き……という内容。

 瑛太さんは「兄弟だからといって特に意識することなくやれました。いろいろなことを少しずつ微調整しながら、キャラクターはこうだよねっていうディスカッションをしつつ、リハーサルの過程では監督がいなかったので、あんまり決めすぎないように、2人で作りながらも余白を残して楽しんでいったっていう感じです」と撮影の裏側を明かした。

 絢斗さんは「初めて兄貴と共演したので最初は照れましたけど、それはすぐになくなりましたね」と兄弟共演について明かし、「セリフの量が多いので、買い物に行くときも台本を手放せなかったですし、寝る時も枕元に置いて朝起きてもお風呂の中でもトイレの中でもセリフのことで頭グルグルしてました。無事に終わって良かったです(笑い)」と苦労も告白した。

 リモートドラマについて、瑛太さんは「画面越しに監督とディスカッションをしながら進めたのですが、リモートで打ち合わせや衣装合わせを重ねていくうちに、お会いはしてないけれど信頼感が結ばれていくという感覚がすごく新鮮でした」と独特の感覚について話した。一方で「今、こんな大変な状況の中だけれど、やっぱりお芝居をするのは楽しいなということを感じました」と話し、演じることの楽しさを再確認した様子。

 絢斗さんも「視覚から入ってくる情報も、場所も、普段の撮影と違うなって思いましたし、スタッフさんが周りにいないっていうのもやっぱり不思議でした。でも、スタッフの方達と、何分割かで見てる(リモート打ち合わせの)画面の中でお会いするというのは新鮮で良かったです」とリモートならではの新鮮な感覚について話している。

 同ドラマは出演する俳優が、実際の家族とドラマの中でも家族を演じるのが特徴で、第1話には広瀬アリスさんとすずさん姉妹、第3話には中尾明慶さん、仲里依紗さん夫妻、第4話には青木崇高さんが出演し、妻の優香さんが声の出演をする。

 見どころについて瑛太さんが「兄弟姉妹夫婦という、実際の関係性が濃い2人がお芝居をするので、その2人の関係性を見るという面白さはあると思います。それと、坂元さんの本が素晴らしいので、本当に見ていただきたいです」と話すと、絢斗さんも「僕も同じです」と同意し、「3話・4話の内容はまだ知らないので、そこは視聴者として楽しみにしている部分もありますが、撮影が楽しかったので、ちょっと今終わってしまって寂しいです」とコメントしている。

 「リモートドラマ Living」は、第1話が5月30日午後11時半、第3話は6月6日午後11時半、第4話は同日午後11時45分から放送される。

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