「愛していると言ってくれ 2020年特別版」のリモート対談に登場する常盤貴子さん(左)と豊川悦司さん(C)TBS
女優の常盤貴子さんと俳優の豊川悦司さん主演で1995年にTBS系で放送された連続ドラマ「愛していると言ってくれ」が、「愛していると言ってくれ 2020年特別版」として、5月31日から4週連続で放送される。毎週日曜午後2時からで、ドラマ本編のほか、特別企画として豊川さんと常盤さんによるリモート対談も全4回にわたって放送される。
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「愛していると言ってくれ」は、ラブストーリーの名手・北川悦吏子さんが脚本を手がけたラブストーリー。幼い頃に聴覚を失った新進青年画家・榊晃次(豊川さん)と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵・水野紘子(常盤さん)の、ことばを超えた恋を描いた。
放送当時の平均視聴率は21.3%で、最終話で最高視聴率28.1%を記録した。劇中に登場する手話に視聴者が関心を寄せたことから、手話サークルへの入会者が爆発的に増えたきっかけを生んだとも言われている。
特別編で放送される2人のリモート対談では、撮影時のエピソードや手話に関してなど、25年前を振り返るほか、思いを伝えることが困難な「今」についても語られる。
常盤さんは「これまでも多くの方々に愛されてきたドラマだったんですが、25年ぶりに地上波で放送が決まり、今まで見たことがなかった人たちにも見ていただける機会ができたというのは、とてもうれしいです」と喜び、「当時『手話ってすてきだな!』と思ってくれた人たちがたくさんいたように、これを機にまた『手話』という美しい言語の魅力を感じてもらえたらいいなと思います」と手話への思いを明かしている。
豊川さんも「このタイミングで、またこのドラマを見ていただける、あるいは初めて見ていただけるというのは大変うれしいことです。25年前は携帯電話やメールで連絡を取ることができなかった時代で、今はあまり描かれなくなった『純愛』がテーマ。でも、2020年の若者にも何かを感じていただけると思っています。楽しんでご覧いただければと思います」とコメントを寄せている。
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