フジテレビの鈴木唯アナウンサー
フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)で、火曜・水曜のエンタメキャスターを務めている鈴木唯アナウンサー。先輩アナウンサーから「鈴木だから聞けた」とインタビューを褒められたことが励みになっているという鈴木アナに、アナウンサーを目指したきっかけや相手のコメントを引き出すために気を付けていること、仕事の醍醐味(だいごみ)などについて聞いた。
あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも
◇小学生の頃から「テレビっ子だった」
鈴木アナは東京都出身。早稲田大学卒業後、2016年に同局に入社し、現在は「めざましテレビ」、「Live News α」(月~木曜午後11時40分、金曜深夜0時10分)、「S-PARK」(土曜深夜0時35分、日曜午後11時15分)などに出演している。
「テレビっ子だった」という鈴木アナは、「小学生の時に、フジテレビのバラエティー番組『クイズ!ヘキサゴンII』が好きで、そのあとに放送される『はねるのトびら』もよく見ていました。家でひたすらゴールデン帯の番組を見ているという生活で、自然とテレビが好きになりました」と語る。
その頃から「アナウンサーになりたいと軽い気持ちで言っていましたが、それがいつの頃からか、テレビ局で働きたいと思うようになりました」と当時を振り返る。
入社が決まった時、「家族はすごくびっくりしていました。母は『よかったじゃない』と私以上に喜んでくれました。母は昔から『アナウンサーの仕事はあなたに向いているんじゃない?』と薦めてくれていたので。祖母も喜んでくれましたね」と言い、「現在入社5年目ですが、家族は私が出ている番組をいまだに録画して見ているんですよ」と家族の応援が仕事の支えになっているようだ。
◇持ち味を生かして「相手の素の表情を引き出すことができた」
2018年4月から出演している「めざましテレビ」ではエンタメコーナーを担当。共演している軽部真一アナウンサーから「鈴木だから聞けた。俺がやりたくてもああいうふうにはできない」と言われたインタビューがあったという。
「シンガー・ソングライターで俳優としても活躍をされている方にインタビューをした時なのですが、私がほとんど逆質問されている感じになってしまい、その結果、相手の素の表情を引き出すことができた」と周囲から褒められたという。
周辺のスタッフによると、鈴木アナには「アナウンサーは本来は進行する立場ですが、ゲストも助けてあげなくてはと思ってしまうような雰囲気が漂っている」という。
鈴木アナ自身、「つっこみやすい雰囲気」が持ち味だと自己分析。「和やかな空気を作り出したいという気持ちが強くて。そのために頼りないキャラに見られているのか、自分ではよく分からないのですが」といい、「でも、インタビュー前には相手の方のことをきちんと調べていきます。全てを知った上で、一旦リセットして、相手から話を聞き出す。私が(引き出したいコメントを)言ってしまったら価値がなくなるし、相手の方に言ってほしいので」とインタビュー時に大切にしていることを明らかにした。
軽部アナに褒められたことについては、「軽部さんというと、『めざましテレビ』の放送が始まったときから出演されている重鎮で、何百人もインタビューしてきた人。そんな先輩に『鈴木だから聞けた』と言われたのは、心からうれしかったですね」と顔をほころばせる。
◇得意の英語で憧れのハリウッドスターにインタビュー
英語が得意で、TOEIC990点(満点)のスコアを持つ鈴木アナは「取材で海外に行ったり、ハリウッドスターが来日したときはインタビューしたり」と特技を取材にも生かしている。
「以前から、『いつかレオ様(レオナルド・ディカプリオさん)にインタビューしたい』と思っていて、ちょうど昨年、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で来日したときに(クエンティン・)タランティーノ監督と一緒にインタビューできました。本当にうれしかったです」と明かす。
取材では直接英語で会話ができ、「緊張しすぎて大変なことになりましたけど(笑い)」とうれしそうに語る。
英語力を生かして、番組「フューチャーランナーズ~17の未来~」(水曜午後10時54分)と連動したSDGs英語学習サイト「サステナ英語レッスン」(7月9日スタート)の「英語発音トレーナー」を務めることになった。鈴木アナは「うれしさ半分、不安半分というのが正直なところです。発音がきれいでなくてはならないという責任やプレッシャーは正直あります」と話す。
依頼が来たときは「あまりにもびっくりしすぎて。私でいいんですか、と。スタッフの方が、『めざましテレビ』で私が英語取材しているのを見て、いいなと思って指名してくださったそうなので、そこまで言ってくださるなら、やれる限りのことはやろうと思いました」と決意を明かす。
◇エンタメを明るく楽しく伝えたい
「めざましテレビ」に出演する際に気を付けていることは「明るい雰囲気を出すことです。朝の番組ということもありますし、エンタメは暗い世の中を明るくする力を持っていると思うので、自分も明るく楽しく伝えるように気を付けています。魅力を多く伝えられるように心がけています」という。
また、同番組の魅力を「(メインキャスターの)三宅正治さんの笑い声がよく聞こえるところや永島優美さんの天然なところなど、番組自体も明るくて、一日の初めに、元気が出ると思います」とアピールした。
あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも