ミス・ワールド：昨年の日本代表・世良マリカがマスク姿でエール　今年の日本大会ファイナリスト35人発表

　世界大会「ミス・ワールド2020」に出場する日本代表を選出するコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2020」のファイナリスト35人が8月18日、東京都内で開催されたイベントで発表された。会場には昨年史上最年少で日本代表となった世良マリカさんが駆けつけ、ファイナリストにエールを送った。

　世良さんは「私は、昨年ファイナリストの一人してそちら側にいました。そのとき、今の自分を想像できていたのか考えると、想像している自分になるために必死だった」と回想。これから日本大会に臨むファイナリストに対して「積極的に行動を起こして、新しい時代の先駆けとなる『ミス・ワールド』の顔を作ってほしい。新しい『ミス・ワールド・ジャパン』を作っていきましょう」と呼びかけた。

　今回のファイナリストは、エイベックス所属の男女7人組ダンス＆ボーカルグループ「GENIC」のメンバーの金谷鞠杏さん、タッチラグビー日本代表ワールドカップ銅メダリストの中山朝香さんら個性豊かな35人がそろった。この日、会場には31人が集まり、残りの4人は新型コロナウイルスなどの影響でリモートで出演。また、感染拡大防止のため会場の31人と世良さんはマスク着用で出席した。

　ファイナリストは今後、美容・社会貢献・キャリアセミナーなどを受講し、日本代表の座をかけて切磋琢磨（せっさたくま）しながら成長を図っていく。

　「ミス・ワールド」は、美に集まる力を社会貢献に生かすことを目的に1951年にスタート。ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並び「世界3大ミスコンテスト」と呼ばれており、今年で開催70回目となる。「ミス・ワールド・ジャパン2020」への応募は8788人となり、その中でファイナリストが選ばれた。日本代表を決める日本大会は9月24日にヒューリックホール東京（東京都千代田区）で行われる。