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米倉涼子:「フランス映画にそぐうような恋愛ができるように」 フランス語でのあいさつも

 女優の米倉涼子さんが10月15日、フランス大使館(東京都港区)で、12月10日に横浜で開幕する「フランス映画祭2020 横浜」のラインアップ発表記者会見に出席した。横浜出身で、同映画祭のフェスティバル・ミューズを務める米倉さんはフランス語であいさつし、今回の映画祭やフランス映画への思いを語った。

 米倉さんは冒頭、「皆様こんにちは。米倉涼子です。2020年のフランス映画祭のフェスティバル・ミューズに選ばれて非常に光栄です」と流ちょうなフランス語であいさつ。言い終えると「はあ、やっと言えました」と安堵した様子で、チャーミングな笑顔を浮かべた。

 その後は日本語で、「このフランス映画祭が私の故郷でもある横浜で開催されることをとてもうれしく思っています。コロナ禍の中でゲストが来日できない状況にありますが、その分、私がこの映画祭を盛り上げて、横浜を盛り上げて、ベストを尽くしたいと思います。たくさんのご来場をお待ちしています」とミューズとしての思いを語った。

 また好きなタイプの映画を聞かれると「私は『レオン』や『グラン・ブルー』、『ルーシー』とか、リュック・ベッソンさんの映画がすごく好きです」と明かし、「10年位前に映画『タクシー』の時に、こちらのフランス大使館でリュック・ベッソンさんとお会いしたことがありまして、懐かしい思いでいっぱいです。彼の選んでいく女性像と言うのが私はとても好き」と監督とのエピソードも披露。「フランス映画初心者ですので、これを機にたくさんのフランス映画を観られたらと思います」と話した。

 質疑応答では「フランス映画から学んだ愛はありますか」という質問に対し、悩みながらも「フランス映画って言うと確かに愛っていうイメージがありますし、私の中ではシュールっていうイメージなんですね。気性の荒い私にはあまり通じることはないかもしれませんが、フランス映画にそぐうような恋愛ができるよう、見習っていきたいと思います」と謙虚に答えた。

 またイベントに同席した林文子横浜市長から「米倉さんはフランス映画に出てくる主人公にピッタリじゃないですか。すごく自立していらっしゃるし」と言われると、今年、所属事務所から独立したこともあってか「自立には自信があります」と笑顔で応じた。

 「フランス映画祭2020 横浜」は、みなとみらい地区を中心に12月10~13日。仏女優カトリーヌ・ドヌーブさんが出演する「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」などを上映する予定。

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