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元女優・堀北真希さんの妹でモデル兼アイデザイナーのNANAMIさんが12月15日、水着やランジェリー姿など大胆な「肌見せ」にも挑戦したファースト写真集「blow」(講談社)を発売した。モデルやタレントして雑誌やテレビで活動する一方、現役のアイデザイナーとしてもサロンに立ち続けているNANAMIさんに、日ごろのファッションや気になるアイテム、最近ハマっていることなどについて聞いた。
◇小さい頃は「姉のおさがりばかり」 普段のファッションはカジュアル派
発売された写真集では、水着やランジェリーのほか、ワンピースやタンクトップ姿など、さまざまなコーデを披露しているNANAMIさん。日ごろのファッションについて尋ねると「リゾート地とかに旅行に行ったときとかは、今回の写真集みたいにちょっと肌見せした感じのワンピースを着たりもしますけど、普段は割とカジュアルなテイストの方が好きですね」と話す。
「小さい頃は姉のおさがりばかりで、自分で洋服を選んで買ったりする機会がほとんどなかったから、それほどファッションに興味も湧かなかった」といい、学生時代は「ずっと『何着ればいいんだろう?』みたいな感じだったんです」と意外な一面も。
とはいえ「最近はインスタグラムなどで流行をチェックしながら、『私は首が長めだからハイネックよりVネックの方が顔がすっきり見えるなぁ』とか『今日はこういう気分だからこういう服装にしよう』って、だんだん楽しめるようになってきたんです」と明かし、「ファースト写真集でもいろんなジャンルのファッションに挑戦しているので、ぜひチェックしてほしいですね」と話す。
◇就職後、思いがけず「芸能人」に “顔バレ”にびっくり
現役のアイデザイナーとしても活動しているNANAMIさん。ファッションへの興味は薄かったが、「メークは中学生くらいの頃から興味があった」といい、「当時は十分に使えるお金もなかったので、ドラッグストアの化粧品コーナーに通ってテスターをいろいろためしてみたりもしてましたね」と笑顔で振り返る。
高校卒業後は「手に職をつけたい」と美容学校に進学。「メークさんのお仕事にはすごく興味があったんですけど、すごく人気がある職種なので競争率も高いし、社会人になったら一人暮らしがしたかったので、現実的なことを考えると難しいかなあと。そんな時に、まつ毛に特化した『アイデザイナー』のお仕事を見つけて、これなら自分に合ってるんじゃないかなと思って就職したんです」と堅実な一面も明かす。
その後、サロンで接客の仕事をするかたわら、周囲の勧めでモデル活動も開始するようになり、いまやインスタグラムのフォロワー数が51万人を超えるなど注目を集めている。だが、「自分の中では『芸能人になった』っていう感覚がいまだにない」と明かす。
「時節柄もちろんマスクはしますけど、帽子も被らずにボサボサの格好でわりと普通に近所をお散歩したりしてたんです。そうしたらある日インスタのコメント欄に『今日、近所の公園で見かけました』みたいな書き込みがあって、『え!?』ってビックリして、『さすがにもうちょっと、ちゃんと気をつけるところは気をつけなきゃいけないんだな』って(笑い)。でも周りの態度も全く変わらないし、友達とかも全然(変わらず)普通ですね」といたって自然体だ。
そんなNANAMIさんに最近ハマってることを聞くと、「『リュウジ@料理のおにいさん』っていう方のレシピが私の味覚とすごい合うので、それを参考にしながらおうちでめっちゃ料理を作ってますね」と教えてくれた。「あとは最近、美容系ブランドの『ReFa(リファ)』とか『ミラブル』などから発売されている『浴びるだけで汚れが落ちるシャワーヘッド』がすごく気になります。でも私はシャワーは強めで熱めが好きなので、それだと水圧が物足りないかもしれません。こう見えて私、結構おじさんっぽいところがあるんですよね(笑い)」と屈託のない笑顔で語っていた。
(取材・文/渡邊玲子)
<プロフィル>
ななみ 1994年10月17日生まれ。東京都出身。現役のアイデザイナーとしてサロンで働きながら、雑誌やファッションショーのモデルとしても活動を始める。2020年3月に「行列のできる法律相談所」でテレビ初出演。かねてネットなどでうわさされていた「堀北真希さんの妹」であることを自らの言葉で初公表し、多くの反響を呼んだ。