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インタビューに応じた安斉かれんさん
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インタビューに応じた安斉かれんさん

安斉かれん:「M」主演もブレーク実感なし? 2020年は「必死すぎてあまり覚えてない」

 連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系/ABEMA)でアユ役を演じて話題となった歌手の安斉かれんさん。2020年は同ドラマのほか、バラエティー番組への出演も続くなど精力的に活動。軸となるアーティストとしての活動でも人気音楽番組「ミュージックステーション(Mステ)」(テレビ朝日系)に初出演、音楽フェス「a-nation」で自身初となるライブパフォーマンスを披露するなど多くの初挑戦をこなし、飛躍の1年となった。安斉さんにブレークの実感や今後の目標などを聞いた。

 ◇「M 愛すべき人がいて」は「しらふじゃ見られなかった」

 話題を集めた連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」ではドラマ初出演にして初主演を務めた安斉さん。改めて主演に抜てきされた当時の心境を聞くと、「お芝居をしたことがなかったので、『大丈夫かな』という不安がまず一番にあって。最初は恥ずかしかった(笑い)。自分がドラマをやるという実感がないまま、クランクインしたという感じでしたね」と振り返る。

 撮影前は不安もあったが、現場のスタッフ、共演者に支えられて演じ切った。ドラマには“怪演”ぶりが話題になった水野美紀さんや田中みな実さんらも出演しており、「お二人とも、すごくいい方で。水野さんとは控室でよくおしゃべりしていました。田中さんは、普段はとっても優しい方。でも、スタート、となるとスイッチが入るプロフェッショナルな方で、カットがかかった後は『ごめんね、怖くない?』と言ってくれて。すごくいい方でした」と共演の感想を明かす。

 “アユ”を演じる上で、浜崎あゆみさんの歌は聴いていたが、人物像は「あえて寄らないようにする」ことを意識して演じていたという。放送は「とてもじゃないけど“しらふ”じゃ見られなかった」と照れ笑いを浮かべ、「不思議な感じ。全然別の人、という感じで『頑張れー』と(笑い)。にやにやしながら見ていました」と話す。

 だが、最終話が放送されてから約5カ月が過ぎた今、改めて振り返ると「楽しかった、しかないですね。お金で買えない経験をさせていただいたなと思う」と安斉さん。ドラマ出演は音楽活動にも良い影響があったといい、「こう映ったらこう見えるんだろうな、ということをこの期間にたくさん勉強したので、これからMV(ミュージックビデオ)などで生かせればいいなと思います」と貪欲だ。

 主演としてアユを演じ切り、強い印象を残した安斉さん。また演技のオファーが来たら? と聞くと「うーん、機会があれば、という感じです」と控えめに話し、「(ドラマや映画化された)『闇金ウシジマくん』の脇役で出たいですね、変な人の役で(笑い)。『金返せー!』と言う人とか、カウカウファイナンスの女の人役とか。ちょっと“闇深い系”をやりたいです」と笑う。

 ◇地元で“顔バレ”に衝撃 2020年は「必死すぎてあまり覚えてない」

 「M」出演の反響は「すごくありましたね」と安斉さんは明かす。コロナ禍で2カ月ほど撮影がストップしている間に放送がスタートし、自身もオンエアを見た。「それでやっと『ドラマに出てるんだ』と実感するようになりました」と振り返る。反響について聞くと、「地元でバレる、というのが一番の衝撃でしたね」と明かし、「地元ならバレないかなと思ってラーメン屋さんに行ったんですけど、バレましたね(笑い)。『見てまーす』と。でも、うれしいですよね」と声を弾ませる。

 今年はバラエティー番組にも続々出演するなどブレークの感があるが、実感を聞いてみると「全然ですよ。何も変わってないから、自分の中では」とさらり。周囲の目線についても「あまり気にならないですね、自分は自分だし」とマイペースだ。

 歌手としても音楽フェス「a-nation」や「Mステ」に出演するなど精力的に活動した1年を過ごした。最も緊張したのは「Mステ」で、「たぶん人生で一番緊張したかもしれない。不思議ですね、ずっと見ていた番組に映っているのって……」としみじみ語る。

 ドラマにバラエティーに音楽に、とさまざまな挑戦を果たした2020年。多くの“初”に挑み、毎日を必死に過ごしていたが、安斉さんは総じて「楽しかった」と振り返る。「いろんなことが初めてで、一日、一日をどう乗り越えていくかに必死すぎて、あまり覚えてないんですよね(笑い)。コロナで空白の時間が多かったということもあるし。いろいろやらせてもらいましたね、全部通して、楽しかったです」と笑顔を見せる。

 ◇夢や目標は「考えるのが苦手」

 現在21歳。10年後に、どのような未来像を描いているのか尋ねてみると、安斉さんは「夢とか目標を考えるのがすごく苦手」と率直な思いを明かす。

 「夢を決めてしまうと、そこに向かってしか頑張れなくなる気がしていて。そうすると、いろんなことを考えるようになるじゃないですか。そうじゃなくて、『とりあえず今、全力で(仕事を)やっていれば何かにつながるかな』みたいな生き方が良いんです。31歳のときに何の仕事をしているか分からないし(笑い)。たとえ芸能界にいなくても、何かしらで音楽をやっていられればいいな、と思います」

 座右の銘は「なんとかなる」だという安斉さん。「『ここから第二の人生だ』とか、よく言うじゃないですか。でも、別に第四ぐらいまであってもいいじゃん、と思うんですよね(笑い)。だから、今の私の人生が『1』だとして、(将来は)全然違う職業に就いてみたいなとも思うし。どこにいても楽しい気がする、何やっていても。とりあえず“なんとかなる”んですよ、本当に」と笑う。

 充実の2020年を経て、2021年へ。最後に来年の抱負を聞くと、「今年は(仕事に)ついていくことに必死すぎて、向上心、みたいなことを考えられなかった。『こうしたら、作品がもっと良くなるんじゃないかな』と考える余裕がなかったので、来年は、今年の経験を生かして曲やMVをもっとよくすることにつなげられたらと思います」と意欲的に語っていた。

<プロフィル>あんざい・かれん 1999年8月15日生まれ、神奈川県藤沢市出身。「ポスギャル(ポストミレニアルギャル)」と呼ばれる次世代型ギャルの一人としてデビュー前からファッション系メディアに登場。“令和元日”となる2019年5月1日に「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でデビュー。今年は「M 愛すべき人がいて」で演技初挑戦にして初主演を務め、注目を集めた。MBS連続ドラマ「社内マリッジハニー」主題歌の新曲「Secret Love」が12月2日から配信中。

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