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俳優の佐藤健さんが、建設会社「大林組」の広告イメージキャラクターに起用され、1月1日から出演する新CMが全国で放送される。佐藤さんは“時の旅人”を演じており、自らのアイデアも取り入れたという、グレーのタートルネックにオフホワイトのロングコートという、“時空の旅人”風の衣装を着こなしている。
新CMは「つくるを拓く」編で30秒と60秒の2パターン。同社は新たなブランドビジョンとして「MAKE BEYOND つくるを拓く」を掲げており、新CMは人類のものづくりのルーツとも言われている「火」をテーマにした内容になっている。
舞台は数百万年前の地球のとある広大な大地。雷に打たれた一本の木が燃えているのを見つけておびえる原始人たちの前に、“時の旅人”である佐藤さんが現れる。「人類のものづくりは、火の発見によって進化したという説がある」と話し、逃げ出そうとする原始人たちを「逃げるな!」と一喝。まだ燃えている枝を手にして「取りなよ」「君が取ってくれないと歴史始まんないんだよなー」と原始人に語りかける……という内容。最後には火のついた枝を手にした原始人を見て「はい、歴史始まったー」とつぶやく姿も映し出される。
また、撮影後の佐藤さんのインタビューも公開された。佐藤さんは“時の旅人”を演じるにあたっての思いを「今よりもずっと前の時代、実在するような、しないような不思議な役だったので、その微妙な存在感を表現するよう意識しました」と明かし、原始人との共演について「これまでさまざまな役を演じてきましたが、原始人に話すというシチュエーションでお芝居をしたのは初めてのことで、印象的でしたね」と振り返っている。
「MAKE BEYOND つくるを拓く」特設サイトではCM やメーキング映像、グラフィック広告などが公開されている。