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2021年のファッショントレンド:痩せ見えパンツ、ベージィカラーが大人におすすめ マスクコーデも進化 後編

 30歳前後のファッション感度の高い女性をターゲットにしたファッション誌「SPRiNG(スプリング)」 (宝島社)の丸山摩紗(まさ)編集長に今年の注目のアラサー、アラフォー向けファッションを聞いた。前後編で取り上げる。

 ◇パンツで痩せ見え、色で肌をキレイに 袖ボリュームは小顔効果も

 「柔らかいパンツは痩せ見えする」と言う丸山編集長が、イチオシするアイテムは「光沢のあるリラックスパンツ」。「長めのトップスと重ね着をして、裾だけ見えるように着るのがおすすめ。気になる腰回りをカバーしてくれる」とうれしい効果が期待できそう。また「肌がキレイに見えるので大人におすすめ」というのが「ベージィ」な色のアイテムだ。「ベージィ」とは肌なじみのよいベージュ系のカラーのことで、アイテム数も増えているという。

 ほかにトップスは「女性的に見えるうえ、小顔効果もある」と、引き続き「袖にボリュームがあるもの」に注目。靴は「ヒールもフラットも、引き続きスクエアトゥが“しゃれ見え”の鍵」、小物は「シルバーとゴールドのミックス」「チェーンモチーフ」「ボリュームカチューシャ」が今年の注目アイテムとして挙がった。

 ◇マスクもファッション! トップスやアクセとのコーディネートでおしゃれ度アップ

 新型コロナウイルスの影響が続き、マスクが必須アイテムになる中、編集部員もマスクコーデに力を入れているという。

 シルク、柄入りなど、素材やデザインのバリエーションを増やしているほか、「トップスの色に合わせたマスク」をセレクト。さらに「マスクの時にアクセントになるイヤカフや、太めのネックレスなどに投資しています」といい、マスクをファッションの一部と捉え、コーディネートを楽しむことで、手軽におしゃれ度をアップできそうだ。

 同誌2021年4月号でもマスクコーデを特集する予定。

<プロフィル>

 まるやま・まさ。女性ファッション誌、メンズ誌、ネイル誌などの編集を経験し、2014年に宝島社へ入社。女性ファッション誌「otona MUSE(オトナミューズ)」 編集部を経て、「SPRiNG」 編集部へ。2019年より、現職。

 *SPRiNG……1996年に創刊。コンセプトは「なりたいのは、ハンサムな女の子」。シンプルだけどシルエットにデザイン性があるなど「洒落(しゃれ)感」を取り入れたファッションを好み、周りから「センスがいいね」と言われるハイセンスな女子をターゲットにしている。2021年3月号(1月22日発売)の表紙は俳優の菅田将暉さん。YouTubeチャンネルでは、タレントのYOUさんの連載「YOUのこれからこれから」のYouTube版が人気を博している。

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